■北方稜線@剱岳(北ア) |
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レポート No.828 |
〜北方稜線を歩き仙人温泉から水平道で下山〜 |
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9月12日 自宅(19:30)〜立山(0:00) |
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阿曽原〜欅平 9:35 阿曽原からまた登りだ、ここも30分ほどがんばれば水平道になる。水平ということは、等高線に沿っていて、地形に沿ってくねくねと歩くのでどうしても距離が長くなる。谷は深く切れ込んでいるので、水平道は谷から標草300m程の所を通っている。高度感があって他にはないルートだと思う。 折尾の大滝 阿曽温泉小屋から約2時間歩くと折尾の滝に到着した。休憩の好ポイントだ。阿曽原から4.3km、欅平へ7.3km地点で、給水ポイントでもある。 折尾の大滝から10分ほど進むと堰堤のトンネルがある。トンネル内は水浸しで暗い。距離は短いのでヘッデンなくても大丈夫だった。この辺り、ダイモンジソウが花盛りだった。 大太鼓展望台 折尾の大滝から2km進むと大太鼓展望がある。展望台といっても水平道だが。断崖絶壁の水平道は高度感があり展望もよい。 奧鐘山西壁 対岸の岩壁は奧鐘山西壁というらしい。岩壁を見るとクライマーとしての血が騒いだ。チャレンジアルパインクライミングにも紹介されていて、かなりのルートが開拓されて来たようだが、人工登攀が多く、最近ではあまり登攀記録がない。日本最大級の800mの岩壁で、簡単には攻略できないだろう。
水平道終了 志合谷から2時間歩きやっと水平道が終了になった。この下300mが欅平だ。もうくたくただだが、降りなければ帰れない。16時15分、やっと欅平に到着した。Mさんは祖母谷温泉で泊まるらしい。我々は駅に行って切符を購入、16時43分のトロッコ電車に乗ることにした。 トロッコ電車 16時43分のトロッコ電車に乗った。このあとはもう2本しかなかった。ガタンゴトンとゆっくりと走るトロッコ電車は30年ぶりか。しっかりと着込まないと寒かった。1時間15分電車に揺られやっと宇奈月に到着した。さてここから、電車を乗り継いで立山まで戻るのだが、接続が悪く一旦新魚津で降りて夕食をとることにしたのがだ、駅を出ると閉まっている店が多く、結局、駅のコンビニにはいるも、食材はほとんど売り切れ。飲み物を買っただけで駅に戻った。 立山に戻ると21時を過ぎていた。やれやれ、誰もいない駅を出て車に乗り込み帰途についた。鈴鹿には2時前に到着。翌朝は普段通り出勤した。 |
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2014-9-16 Copyright (C) 2014 k.kanamaru. All Rights Reserved. home |