2021年7月15日 No.1370

大雪山 旭岳  Page2

山腹のキバナシャクナゲ

登山道は風化が激しいようで植物はそれほど種類は多くなかった。ウラジロタデ、エゾノシモツケソウ、メアカンキンバイ、イワブクロなど。山頂直下の斜面では見事なキバナシャクナゲの群生が見られた。
トムラウシと十勝連山
キバナシャクナゲの群生
トムラウシと続く縦走路
地獄谷と登ってきた尾根の登山道を見下ろす
比布岳方面
北海道最高峰旭岳2291m山頂

旭岳山頂

石室から約2時間で山頂に到着した。曇り予報だったが、天候が好転したようで展望が得られた。旭岳は北海道の最高峰だ。トムラウシまでの縦走の山々、その向こうには十勝連峰が見えていた。十勝岳の噴煙が目印になる。あの山に登ったのは2年前だった。

山頂は、前日の黒岳と比べると意外と花が少なかった。メアカンキンバイ、イワブクロなど。珍しいところでは、チシマクモマグサが咲いていた。クモマグサ自体も、白馬や御岳山に限定されるが、北海道のものはそれの母種らしい。キアゲハが飛んできたので撮影した。
キアゲハ
メアカンキンバイ
メアカンキンバイ バラ科
チシマクモマグサ ユキノシタ科

下山

縦走の人たちはこれから白雲岳避難小屋までいくらしい。我々は千歳20;00の便で帰るので、昼には下山し、美瑛、富良野を観光する予定だ。

イワブクロ ゴマノハグサ科
金庫岩
キバナシャクナゲの群落
キバナシャクナゲの群落
ウラジロタデ
エゾノマルバシモツケソウ バラ科
エゾツガザクラ 
イソツツジ