2021年7月15日 No.1370

大雪山 旭岳  Page1

【行程】

2021年7月15日 No.1370
旭川のホテル4:30〜旭岳ロープウェイ6:15〜姿見駅6:40〜旭岳石室7:20〜9:20旭岳山頂2290m9:40〜石室〜12:00ロープウェイ12:30〜美瑛〜富良野〜18:00新千歳空港SKY766便20:00〜中部空港21:30〜鈴鹿23:00
撮影機材 OLYMPUS EM1 mark3 ED12-200mm GoPro9

YouTubeバージョンはこちらですhttps://youtu.be/PrxNawf_17A

【概要】

北海道遠征の二日目は、大雪の盟主旭岳に登った。といっても観光開発されロープウェイで行程の半分は助けてくれる。ロープウエイの姿見駅から約2時間半で山頂を踏むことができる。お気軽花見登山だが、暑さがあったので登りがきつかった。花は池中心に多く、エゾノツガザクラ、エゾコザクラ、チングルマ、キバナシャクナゲの群生が美しかった。

アプローチ

旭岳ロープウェイの始発時間6:30に合わせて、祝は后のホテルアートホテル旭川を出発した。所要時間は1時間。始発30分前に到着し、列に並んだ。1合目はこのロープウェイの駅からで行程の半分をロープウェイが利用できる。標高差にすると500m。縦走装備の登山者も多かった。
忠別湖
忠別湖
旭岳ロープウェイ

旭平周辺散策路

ロープウエイを降りると散策路に沿って、火口湖の姿見の池周辺に高山植物が群生していた。チングルマ、エゾツガザクラ、キバナシャクナゲが多い。これらの花は、中部山岳では2500m以上で見られるが、ここの標高は1500mだ。

散策路は下山後の楽しみにとっておいて、とりあえず旭岳石室1670mから山頂に向かった。ハイマツにノゴマがとまり鳴いていた。姿見の池周辺でホシガラス、ノゴマ、ギンザンマシコ、ビンズイが見られるそうだ。ノゴマは、野原に住んでいるコマドリの意味で、喉のルビー色が特徴だ。北海道に夏鳥として渡来するので、はじめて見る鳥だった。ホシガラス、ビンズイは、北海道に限らす高山でコの字k、よく目にする鳥だ。ギンザンマシコは大雪、利尻のハイマツ帯に生息するようだが、見てみたかった。
エゾツガザクラ
キバナシャクナゲ
ロープウェイ姿見駅
ノゴマ
ノゴマ 喉のルビー色が特徴的な鳥
チングルマ
エゾコザクラ

旭岳石室

旭岳石室から本格的な登りになる。火山灰や火山礫の道で、傾斜はそれほどきつくはなかったが、予想外の好天に恵まれ、暑くて汗だくになった。

火山灰やレキは、八ヶ岳の硫黄岳を思わせる赤茶色で、地獄谷では何箇所も噴気が上がっていて、活火山であることが一目瞭然だ。噴気の硫化水素の匂いが鼻を突いた。
地獄谷の噴気
トムラウシ 十勝岳