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■聖&赤石岳(南アルプス)
〜天候に恵まれ聖から赤石の稜線歩きを満喫した

レポート No.981
日時:2016年8月5日6日7日
参加者:じんじんさん、いそがいさん
、隊長、うさぎ

8月4日 大津〜鈴鹿(9:00)〜岡崎(10:00)〜畑薙ダム臨時駐車場
8月5日 畑薙ダム臨時駐車場(7:00)〜送迎バス〜(8:00)聖岳登山口(8:30)〜(9:55)聖沢吊橋(10:15)〜標柱(11:20)〜吊り橋(13:15)〜遭難碑(14:45)〜聖平小屋(16:05) 歩行6h、休憩1.5h
8月6日 聖平小屋(6:00)〜(6:30)薊平(6:40)〜小聖2662m(7:30)〜(9:40)聖岳3013m(10:00)〜(12:20)兔岳2818m(12:45)〜(13:15)給水(13:40)〜小兔岳2738m(14:00)〜(15:00)中盛丸山2807m〜(15:10)百間洞小屋(16:30)
8月7日 百間洞小屋(2:00)〜百間平(15:10)〜(5:00)赤石岳(5:30)〜(7:40)富士見平(7:50)〜(8:40)赤石小屋(9:10)〜(12:25)椹島(13:00)〜畑薙ダム臨時駐車場(14:00)〜川根温泉ふれあいの泉〜浜松SAで夕食〜岡崎SA〜鈴鹿(20:00)

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兔岳 さて兎岳へはまず、森林限界(ここでは2600m付近)の下のダケカンバ帯まで大きく下らなければならない。下りも登り返しがあると思うと、気分も下る。前日から聞いていたが、テレビのロケ隊がこちらに向かっているらしい。先ほど兎岳の山頂の集団がそうらしい。ちょうど鞍部まで下るとロケ隊も下りてきた。俳優の金子くんの後ろに、小林千穂ちゃんが居た。中部地方で放送のNHKの金とくのロケのようだ。千穂ちゃんは山岳ライターで最近はTVに良く出ている。というよりも何年も前から山と渓谷のガイドブックや雑誌の編集でお世話になっている。「聖、のぼりきついよ」というと「うさぎもきついよ」といいかえされた。

     
右:チャートの層が露出している

    
岩壁がチャート

    
千穂ちゃんと               金子さんと

    

ロケ隊を見送ると兎岳への登りが始まる。標高差は300mくらいだが、陽射しがきつく辛い登りになった。当然、水の消耗が多くなる。水場があるようだが、心配なので水をセーブしながら歩く。稜線の南側が大きく切れ落ちていて、岩壁にはたくさんのタカネビランジが咲いていた。

    
タカネビランジの咲く岩壁      直下の避難小屋の標柱

    
タカネナデシコとミヤママツムシソウがたくさん咲いていた。

    
兎岳にて

    
雷鳥がポーズしてくれた、逃げる気配なし

小兔岳 兎岳を下りひとつピークを越え、小兎へ登る返す手前の鞍部から少し下ったところに水場があった。ルート図には往復10分と書かれている。水はたっぷりと補給した方が身体にもいいので、給水に下った。ハイマツ隊を下ると草地が開け、シシウドやミヤマアキノキリンソウに混ざって、ミヤマアケボノソウが咲いていた。水源のあるような所に咲く花で、南アルプスにもあるのだなと思った。水場では1.5リットル給水。冷たい水で喉が潤った。

    
水場に咲くミヤマアケボノソウ       小兎岳にて

    

中盛丸山 小兎から少し下り再び登り返す。風裏に周り風もなく、陽射しがきつい。150mほど登り返すやっと中盛丸山に到着した。やっと百間洞山の家が射程距離にはいった。急ぐこともないのでとのんびり構えていたのが行けなかった。

    

中盛丸山を下り鞍部から稜線を離れダケカンバ帯の山腹道になる。草付きの斜面にはたくさんの花が咲いていた。

    
マルバダケブキ     ミヤマアキノキリンソウ、キオン

    
百間洞山の家            ダケカンバ帯にさく花

百間洞山の家 やっと百間洞山の家に到着した。この山小屋の名物はトンカツでそれを楽しみに来たのだが、残念ながら16時までに受け付け終了。食事はカレーライスしか出ないという。詳しく調べておけば良かったのだが、それにしても辛いお話だ。おまけに到着が30分遅れたことと、明日の出発があまりにも早いこと(2時出発)、明日中に椹島まで下りる行程を怪訝に思われ、あまり気分は良くなかった。


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