■聖&赤石岳(南アルプス) |
レポート No.981 |
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8月4日 大津〜鈴鹿(9:00)〜岡崎(10:00)〜畑薙ダム臨時駐車場 |
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聖平ー聖岳 6時出発で準備を進めた。われわれが出発する頃にはほとんどのテントがなくなっていた。二日目はゆとりの行程だと思ったが、予想以上に厳し行程となり、出発を早めれば良かったと後で後悔することになった。 聖平から薊平へは30分ほどの行程だが、草地には花が多く撮影していると先に進まない。イブキトラノオ、ミヤマナデシコ、マツムシソウ、アキノキリンソウ、ウメバチソウ、マルバダケブキ、ミヤマトリカブト、ハクサンフウロなどが咲いていて。花の種類を見ると夏の花から秋の花への過渡期になってきた。 小聖岳 薊平から1時間登るとハイマツ帯に入り、小聖岳2662mに到着した。南アルプスは森林限界が高く2600m付近からだ。ここまで来ると展望が開け、高山の雰囲気になってくる。これから登る聖岳の存在感が増し、振り向くと雲海に浮かぶ富士山が見え始めていた。 小聖から尾根を辿り、本峰の山腹道をジグザグに登って行く。傾斜はきついが、砂礫地名咲く高山植物や、高度を上げるにつれ変化する山岳風景に魅了される。昨年は空身で登ったが今回はテント装備なので登りが辛かった。 聖岳3013m 山頂から赤石岳までの稜線が一望できる。気になるのは起伏が大きいこと。3000m級の赤石岳、聖岳に挟まれて目立たないが、この2山の間に2800m級の兎岳と中盛丸山を挟んでいる。この区間は縦走というよりも2山の連続登攀と思っていい。 | 8/5 | 8/6-1 | 花 | 8/6-2 | 8/7 | |
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