■荒川三山&赤石岳(南ア) |
レポート No.900 |
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7月24日 草薙ダム臨時駐車場(6:50臨時バス)〜(7:50)椹島(8:05)〜千枚岳登山口(8:20)〜岩頭(9:50)〜(12:35)清水平(12:50)〜(14:40)見晴台(14:55)〜(15:50)駒鳥池(16:00)〜千枚小屋野営場(16:50) |
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| 24 | 24花 | 25 | 25の2 | 25花 | 26 | 26の花 | 荒川前岳 中岳を過ぎ、ざっくをデポして前岳のピークを踏みに行く。南面の谷を見下ろすと、谷はすさまじい崩壊地となっていた。地理院の地形図には「荒川大崩壊地」と記されている。 稜線からは荒川岳の南斜面を下っていく。荒川小屋での標高差は400m以上あり、何処まで下るのかというくらい下っていく。花畑はこの斜面にあり、山岳雑誌やガイドブックをよく紹介されている。花畑全体が獣害防止ネットを囲まれていて、ゲートを開け閉めして出入りするようになっていた。 ハクサンイチゲやシナノキンバイが花期を迎えていて、草付きの斜面が黄金色に輝いていた。背景には赤石岳が座っていて、どちらを主体にして撮影すればいいのか迷ってしまう。 荒川小屋 荒川小屋もきれいな小屋だった。時間にゆとりがあるなら是非とも泊まってみたいと思った。小屋まで下りてきたらちょうど昼になったので、カレーライスを注文した。お腹が空いていたのでおいしかった。さてここで水を補給する。水場はテン場にあり小屋から少し下りたところにある。今晩は赤石避難小屋で自炊なので、今晩と明日の分で3リットルをザックに入れた。 さて午後からは赤石岳への登り返しがある。標高差500mの登りだ。小屋を出るとすぐに樹林帯を抜けハイマツ帯に入った。正面に赤石岳を見ながら、山の斜面を緩やかに登って行く。行き交う登山者は少なかったが、日本一周をしている若者と出会った。 大聖寺平 荒川小屋から1時間弱で大聖寺平(約2700m)に到着した。 ここは小渋川ルートへの分岐になっている。小屋からは距離があったが標高は100mくらいしか稼いでいない。さてここからが本格的な登りだ。標高差にすると400mの登りだ。 小赤石 大聖寺平から300mほど高度を稼ぐと標高3081mの小赤石岳に到着した。疲労が溜まってきているので辛い登りだったが、3000mまで復帰したことで先が見えてきた。岩稜に向こうに赤石岳が見えている。もう少しだ。 赤石岳 小赤石からは大倉尾根分岐を見送り100mほど高度を上がるとやっと赤石岳に到着した。直下に避難小屋が見えている。思っていたよりも穏やかな山頂で、展望も良くていいところだ。 赤石避難小屋 避難小屋は山頂直下にある。収容人員30人の小さな小屋で、食事は軽食のみ。我々は素泊まりにした。愛嬌のあるご主人のおかげで小屋は明るく楽しい雰囲気だ。この日は宿泊者が多く、小屋はほぼいっぱいになっていた。 談話室で夕食を済ませとりあえず二階の決められた場所で横になり休んだ。7人スペースに6人だったので多少ゆとりがあった。その後、日没に合わせて赤石岳の山頂に立った。見事な夕暮れだった。 現在の閲覧数 |
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