久重山(九州) 2002.06.01-02 No.161
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ここは3ページです ■久重山(九州)2002年6月1日、2日 No.161
(14:20)すがもり避難小屋(14:30)
千里が浜をあるきスガモリ峠に向かう。白い砂の照り返しがきついが、風があるので少しは助かる。正面には硫黄山が火山ガスを吹き出していて、風向きによってはまともに硫化水素ガクに包まれることになる。このガスの臭いを嗅ぐと火の国に来たことを実感する。しかし、砂浜といい火山ガスといい、行き慣れた鈴鹿の山からは想像もつかない光景である。
スガモリ峠から三俣山を見上げると、まだ少し花には早いようであるが、ミヤマキリシマの密度は濃い方だ。いくつかのピークを持つ山だが、時間的にすべてのピークを踏むことは不可能である。最高点は1744mであるが、今日はp1678まで登る。標高差約150mを一気に登るときついが、足下のミヤマキリシマやマイズルソウを楽しんでいいるうちにp1678に到着した。ほとんどの山が火口を持っていると言っていいが、この山の例に漏れず火口があった。火口周辺のミヤマキリシマはたいしたもので、見応えがある。
この山も例に漏れず灌木すらない。従って、ピークからの展望は抜群である。強風のためにあまり長くは居られなかったが、風裏でミヤマキリシマに囲まれてひとときを過ごした。
本日はここまでです。たま明日。
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