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九重山 2001.6.9(土)〜10(日) No.116 隊長単独

 5時に目が覚め、さあ行動開始。簡単に朝食を済ませ、いざ出発。早朝からの登山は実に気分がいい。虫害がひどいと聞いていて、大船はどうかなと思ったのですが、目の前にどかっと座ってる山を見ると登りたくなるものです。全滅では無いだろうと確信して、段原をめざすこと1時間少々。坊がつる側は虫害がひどく、痛々しいほどである。一緒に登ってきた方も、これじゃ力抜けますね。はいそうですね、と答えながらどこか期待感が隠れていました。しかし、火口跡付近を見てびっくり。下の写真がそうです。茶色くなっているところが、虫にやられたところですが、気が付かないほどに咲き乱れていました。火口跡なんて鈴鹿の山にはないから、いつもと違う景観に驚くばかり。

 


大船山


大船山火口跡


大船山の御池


大船山

 段原にもどり、20分ほど登ると山頂です。避難小屋を過ぎたあたりから、登りは徐々にきつくなってきますが、休みたいな思った頃には山頂です。あいにく雲がかかり三俣山の方は見えません。最初は見えていた火口湖も後いう間にガスの中に隠れてしまいました。坊がつる賛歌の歌詞が書かれた板があり、みなさんこの前に立って歌っていました。早朝なのに花の時期とあって、次から次へと登山者がやって来ます。法華院温泉で宿泊した人たちでしょうか。

1.人みな花に 酔うときも
  残雪 恋し 山に入り
  涙をながす 山男  
  雪解の水に 春を知る
2.ミヤマキリシマ 咲き誇り
  山くれないに大船の
  峰を仰ぎて 山男
  花の情を知る者ぞ
3.四面山なる坊がつる  
  夏はキヤンプの 火を囲み
  夜空を仰ぐ 山男    
  無我を悟るはこの時ぞ
  4.出湯の窓に 夜霧来て
  せせらぎに寝る 山宿に 
  一夜を憩う山男
  星を仰ぎて 明日を待つ
5.石楠花谷の三俣山
  花を散らしつ薮分けて
  湯沢に下る山男
  メランコリ−を知るや君
6.深山紅葉に初時雨
  暮雨滝の水音を
  佇み聞くは山男
  もののあわれを知る頃ぞ
7.町の乙女等思いつつ
  尾根の処女雪蹴立てつつ
  久住に立つや山男
  浩然の気は云いがたし
8.白銀の峰思いつつ
  今宵湯宿に身を寄せつ
  闘志に燃ゆる山男
  夢に九重の雪を蹴る
9.三俣の尾根に霧飛びて
  平治に厚き雲は来ぬ
  峰を仰ぎて山男
  今草原の草に伏す
 



ツクシドウダン

 ツクシドウダンは、フリルの付いたベニドウダンみたいですね。かわいいですね。


ハルリンドウ

 ここのものはハルリンドウですね。ひょろっと長いのが特徴ですね。タテヤマリンドウはこんなにのびないので区別できます。鈴鹿よりも少し標高が高いせいか、2週間くらい遅いですね。


雨が池越え

 テントに帰ったのだ、9時半くらいだったか。適度な運動でお腹がすいたので、最後に残ったラーメンを作って食べました。テントを撤収して出発の準備が整ったのでが10時半です。帰りは雨が池越えのコースをとり、とりあえずは雨が池越をめざしました。雨が池についたのが11時半でした。三俣をもうひとつと思ったのですが、久しぶりにテント担いで昨日から歩いているので、弱点の腰が痛み始めていました。無理をすることもないだろうと思い、雨が池で大休止をして、長者原へと下りました。
 空港で八重さんと会い、山談義に花を咲かせました。インターネットがなかったら、まずは会えなかったでしょう。大変ご馳走になり、おみやげまで頂いて、大分を後にしました。本当に有り難うございました。


大分空港で

八重さんに宛てたメールです。

名古屋空港で、ガスボンベを取り上げられたときは、本当にショックでした。
わかっていたのですが、準備の時間が無くて、ミスをしてしまいました。
私の2日間の生活がかかっているので、遠慮無く電話させていただきました。
奥様には、ガスボンベを運んでいただいたみたいで、迷惑をかけてしまったみたいですね。恐縮するばかりです。奥様、有り難うございました。本当に助かりました。
話は変わりますが、是非とも、花の山「伊吹」へ来てください。私がポーターになりますので、何の心配もいりません。
山頂の花畑から、琵琶湖を見下ろすのもいいものですよ!
まずはお礼まで。

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