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■九重山 2001.6.9(土)〜10(日) No.116 隊長単独 テント設営が終わると2時半近くになっていました。九州だという言うこともあって、日が長いのでゆとりをもって平治岳に向かいました。薄暗い樹林帯に入ると、足下はぬかるんでいて、滑ってこけようものなら、ズボンは真っ黒になりそうです。一人一石運動と言うのがあって、登山口においてある石をもって、ぬかるんだところに石を置くようになっていました。樹林帯をすす住むと徐々に登りもきつくなり、一息入れたくなる頃に大戸越えに到着です。
平治岳を見上げると、咲きぶりはなかなかのもので、初めて見る光景にうっとりとしてしまいました。ミヤマキリシマの間をぬって山頂への登山道を進むと、虫害が深刻であることが徐々にわかってきました。虫にやられたところは茶色に変色し、枯れてしまう運命になるのかもしれません。しかし、想像力を駆使しなくとも、全部咲いたときの迫力が感じられます。ミヤマキリシマにとって、ここは楽園なのでしょう。
しかし、山頂は本当に深刻な状態でした。もし全部咲いていたら、時間のたつのも忘れて、シャッターを切り続けたことでしょう。あまりにも美しいので、神様が嫉妬して、虫たちを山に放ったのかもしれません。
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