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■九重山 2001.6.9(土)〜10(日) No.116 隊長単独
第1日目
自宅(5:20)〜四日市(5:52)〜名古屋空港(7:55) 〜大分空港(9:00)
〜長者原(11:00着11:30発)〜スガモリ越(12:30)〜北千里ガ浜(12:50)
〜法華院温泉(13:30)〜坊ガツル(13:40)テント設営〜大戸越(15:00)
〜平治岳山頂(15:20)〜坊ガツル(16:50)
第2日目
坊ガツル(5:30)〜段原(6:50)〜火口原〜段原〜大船山(7:45)
〜坊ガツル発(10:30)〜雨ガ池越(11:30)〜長者原(13:00)
大分空港(19:10)〜名古屋空港(20:15)〜四日市(21:30)〜自宅(22:00)
*コースタイムは、小休止と撮影時間が含まれるので、あまり目安にはなりません。

名古屋空港で
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予定通り名古屋空港に到着し、荷物を預けたところ、私のうっかりミスで、ガスボンベが空港預かりとなりました。これは大変です、何しろ私の二日間の生活がかかっているのです。出発前に全くゆとり無く準備したのが失敗の元になりました。しかし、悔やんでも始まりません。
もつべきは友です。まだ一度もお会いしていない、別府在住の「山キチ」さんの携帯へ空港から電話しました。一昨日、メールで携帯番号を教えてもらっていたので、遠慮なく電話して、準備していただくことになりました。ありがたや、ありがたや!
最初から躓いてしまいましたが、そのおかげで「山キチ」さんと親交を深めることになりました。はじめてお会いする方なのに、二日間にわたり本当に親切にしていただき、ただただ恐縮するばかりです。 |
大分空港に到着してから、山キチさんとことへ立ち寄って、ガスを受け取りました。ここからは予定通りことが運ぶことになりました。もしこれが無かったら、知らない土地をガスボンベを求めて、車でウロウロする羽目になったと思います。レンタカーで教えられたとおりの道を通って、長者原までやって来ました。途中、若草が眩しいほどのやまなみを楽しみながらのドライブもなかなかのものです。

長者原登山口
1日は降られるだろうと覚悟してはいたのですが、運良く好天候に恵まれました。長者原の公共駐車場は、どこも満車状態でしたが、何とか駐車でき、30分ほどで準備して、登山口からスガモリ越をめざしました。
林道は歩きやすく、鈴鹿の山とは違った雰囲気に、荷の重さも忘れてしまうほどです。何度も立ち止まっては、構図を考えてしまうのは、一種の職業病のようで、自分でもあまり好きではありません。写真原稿を整理していて、撮っておけばと何度も悔やんだことがあるので、条件反射のようなものです。何度も立ち止まるのはペースがつかめないから嫌だという方もいますが、これが私のペースなのです。
左手には、三俣山が近づいてきました。中腹から上の方で、ミヤマキリシマの花盛りのようです。虫害のことは、深山さん、山キチさん、「花の山旅」10九重山の著者の藤田さんから聞いているので、心構えは出来てはいても、気持ちの中では期待の方がそれを乗り越えていました。
本日はここまでです。最近は仕事がおそいのでなかなか捗りません。またあした。
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三俣山斜面
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スガモリ越え
三俣山を巻きながら、林道を進み峠が近づいてくると、徐々に硫黄の臭いが増してきました。火山性のガスは鈴鹿の山にはないわけで、火の国にやってきたという実感がわきてきました。硫黄山周辺は、火山性のガスのために樹木や草はなく、岩肌には所々に硫黄の黄色が目につきました。左手には三俣山の斜面が近づき、ミヤマキリシマが岩場にもへばりつくように咲いていました。ミヤマキリシマにとっては、居心地のよい生育環境なのでしょう。

硫黄山
ガレ場を登り切ると、スガモリ越えに到着です。情報によると平治は虫害がひどいときいていたので、三俣にのぼろうか迷ったのですが、早く荷を下ろして落ち着きたかったので、パスしてしまいました。結果的にはこちらの方が良かったのかもしれません。
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