2023年1月12日No.1485

テーブルランドでスノーハイク御池岳

【行程・登山者】

【1月12日】鞍掛橋7:30〜ルートミス〜稜線〜鈴北岳1130m10:45〜日本庭園〜南池〜平池〜丸池〜11:55御池岳12:15〜奥ノ平12:30〜丸山〜御池岳〜沢ぐるみの池〜南池〜真ノ池〜鈴北岳〜御池谷出合〜鞍掛橋15:30
【撮影機材】OLYMPUS EM-5mark3 M.ZUIKO ED12-200mm insta360 DJI OSMO ACTION3


YouTube https://youtu.be/yY_goRLEYeg


【概要】

寒さが緩んだ。このまま春になるとは思わないが、御池岳は雪があるうちに登っておきたい。天候は良好のようだが、昼前から暖気が入る予報だった。昨夜は冷え込んでいるので樹氷が残ってほしいと願いながら、滋賀県側鞍掛橋から入山した。

御池岳

この時期の御池岳は、積雪状況によって厳しくなる。無積雪期ならコグルミ谷や鞍掛峠から気楽にアスクセスできるが、積雪期はこの二つの登山口が使えない。三重県側なら木和田尾根、国道歩いてコグルミ谷右岸尾根などがある。滋賀県側はT字尾根、鞍掛橋などが考えられる。

標高差を考えると登山口の標高が高い滋賀県側が有利だが。登山口まで車が入れるかがポイントになる。今回、鞍掛橋まで車が入れる情報を得たので、滋賀県側からアプローチした。

鞍掛橋

除雪は大君ヶ畑までだが、今年は雪が少なく、鞍掛橋の登山口まで車で入れた。最初ルートを間違え、御池谷に入ったが気づきルートを修正した。登山口からは直ぐに尾根に取り付くこともできるが、そのまま少し谷を進み一本北の尾根でもいい。いずれも送電鉄塔巡視路がある歩きやすい。どれも県境稜線に出る。

登りは北の尾根で登り、下りは南の尾根で下った。朝は遺恨が低く、路面が凍結していた。稜線につく頃には南の風が入り始め、気温が急上昇の気配がした。この時点で、山頂付近の樹氷は残っているようだが、一気に落雪しそうだ。
シロモジの芽が膨らみ始めた
小さな雪庇
南面から暖気がはいったのでガスが発生

県境稜線

展望の良い緩やかか尾根で歩いていても気持ちがいい。雪はかたまっていて、スノーシューは不要だった。小さな雪庇がいくつもあった。コゲラが活発に飛び回っていた。シロモジの芽が出始めていた。

 

鈴北岳1130m

少し気温が上がってきたので大気の透明度が落ち始めたが、青空と冠雪した冬の山並みが美しい。霊仙、伊吹、能郷白山、白山が一望できた。

霊仙山、伊吹、農傍白山、白山の 並び 鈴北岳山頂から
御池岳

御池岳

標柱の高さで積雪量がわかる。昨年も同じ時期にテント泊で来ているが、昨年より1mくらい雪が少ない。