2022年5月29日 No.1448

大台ヶ原トロッコ道で探鳥Part2(大台ヶ原)

オオルリ

気温が急激に下がってもこの鳥は朝から元気だった。鳴き声が聞こえたら木のてっぺんを探すとどこかにいる。しかし、空抜けすることが多く、撮影が難しい。ちょうど虫をくわえているところを見つけた。口で振り回しているところが興味深かった。


 
オオルリが虫をくわえて振り回しています
朝から元気なオオルリ

尾鷲道

 

コゲラ

大台に来るとキツツキ科はやはり、見栄えのするアカゲラやアオゲラ、オオアカゲラを撮影したいが、なかなか都合ようく出て来てくれない。そもそもこの日は朝から、鳴き声がほとんど聞かれなかった。ジージーと小さな声が聞こえていたので、コガラがいるなと思っていたら、出てきてくれた。
カマツカ
コガラ

ミソサザイ

この鳥も常連だ。シオカラ谷などの谷筋でよく見かける。鳴き声はよく聞こえるが注意してみてないと見つけられない。しかし突如、目の前の切り株にとまることがよくある。


  小林一茶も歌っているように、昔から親しまれている鳥だ。
ミソサザイ
ブナ
カマツカ

トロッコ道

前回もレポートしたがここは山手線の軌道跡で堂倉山のシロサコから大台ヶ原の山腹を等高線に沿って施設されていた。現在は石積みの橋台やレールや車輪、皿や瓶などの生活道具が所々で見られる。人の手が入らなくなるとそこで時間が止まりタイムカプセルのようになる。

コガラ

 山地や亜高山帯に生息するシジュウカラ科の鳥で、鈴鹿山系でも見られるが、ヒガラやヤマガラほど多くはない。ベレー帽を被ったような頭をしているのでヒガラと区別できる。
コガラ
コガラ
橋の台
地倉山
ヤマガラ