2022年5月6日 No.1439

大台ヶ原千石ぐらサマーコレクション登攀

【行程・登山者】

【5月5日】
御在所から大台ヶ原へ移動 日出ヶ岳に登る
【5月6日】
千石ぐらサマーコレクション登攀
【5月7日】西大台散策と長谷寺参拝
【撮影機材】SONY ZV1 GoPro9

YouTube
https://youtu.be/OkiThYj7yck

【概要】

目標は千石ぐらサマーコレクションの登攀です。おまけで蒸籠ぐらブッシュマンも予定したが、天気が芳しくなかったので、西大台に散策に切り替えた。サマーコレクションは曇り空で、暑くもなく寒くもなる、ガスもなく、いい条件で登ることができた。帰りに長谷寺に立ち寄り参拝した。ボタンの花は終盤で、鉢植えで楽しませてくれた。

アプローチ

東大台周回路でシオカラ谷方面に下り、森林鉄道軌道跡を歩いて千石尾根の基部を下る。決まった踏み跡はないが、尾根の側壁に沿って、歩きやすいところを選んで下る。最初に見えてくる岸壁はサンダーボルト。その一段したがサマーコレクションの取り付き。すぐ下がシオカラ谷だ。


下る途中でヤマシャクヤクが花芽を膨らませていた。
ヤマシャクヤク
ヤマシャクヤク

1ピッチ目 40m Ⅲ

易しいルンゼだ。プロテクションはとれない。岩屑が詰まっていて浮き石などの注意。前回は前ピッチリードしたが今回は、若いGくんにすべてを任せた。そうなると気持ちが楽だが、前回より6年が経過し、老化が進んでいるので、果たして登れるのだろうか。サマーコレクション4回目のトライとなった。

2ピッチ目 30m 5.10a

サマーコレクションのプレートがある。ここが実質的な1ピッチ目だが、2ピッチ目としてカウントする。スラブ上のフェイスで、グレードは30m 5.10a。このピッチで、この先の感覚がつかめる。やはり厳しいルートだ。空気が乾燥していてフリクションもそれほど悪くはなかった。黒っぽい地衣類が岩に付着しているので、濡れると滑りやすそうだ。ボルトは初期のボルトの横に新しいボルトがうち足されている。
1ピッチ目 右のルンゼを登る
2ピッチ目のプレート
ちょっとピンボケ

3ピッチ目 50m 5.10a

スラブ状フェイス。50m 5.10a。長いピッチだ。5.10aはこのピッチの最高グレードだが、同じようななグレードが続くので緊張感が続く。途中少し傾斜が緩むのでそこで少し休める。


3ピッチ目スタート

4ピッチ目 15m 5.10c

小ハングからフェース 15m 5.10c。短いが厳しいピッチ。リーチがあるなしで、難しさが違うと思う。

5ピッチ目 30m 5.8

緩傾斜のフェイスから草付き。厳しいピッチが終わったのでほっと一息できるピッチ。
4ピッチ