2022年4月28日 No.1435

鈴鹿御池岳花と探鳥ハイク Part4

真の谷周辺の野鳥

バリエーションでちょうど真の谷に合流した。道祖神の前にキクザキイチゲが咲いていた。ニリンソウも今が見頃だ。コマドリの鳴き声が聞こえたので、少し谷を下ってみるが、鳴き声は斜面から聞こえ、まだ距離がありそうだったので探すのをやめた。夏鳥で、亜高山帯の谷筋の針葉樹林で生活する。御池岳は、亜高山帯の針葉樹林ではないが、渡りの中継地点になっているのかもしれない。

アカゲラ

谷筋が多い。アカゲラのドラミングや鳴き声が聞こえるとその場でじっと待つことにしている。近づいてきたときが撮影チャンス。なるべく距離を詰めたいが、思うようにならずアカゲラ任せだ。
アカゲラ オス 後頭部の赤色が鮮やか
ニリンソウ
キクザキイチゲ
真の谷の道祖神 峠や辻などの道端にあって悪霊や疫病などを防ぐ神
フモトスミレ

真の谷源頭部

谷は上部で浅く広くなる。草花はミヤマカタバミ、キクザキイチゲ、シロバナネコノメソウ、キバナノアマナなどが見られる。

アカゲラ

先ほどからアカゲラが大騒ぎしていた。キャッキャッと鳴きながら、2羽のオスがメスを追いかけている。前回は交尾を見駆けたが、今日はメスの取り合いだ。繁殖シーズン真っ盛り。
アカゲラ
ミヤマカタバミ 山麓から山頂まで広く分布
シロバナネコノメソウ
ニリンソウ
アカゲラ メス
アカゲラ
いきなりこちらに飛んできた
キバナノアマナ