2022年4月25日 No.1434

鈴鹿御池岳花と探鳥ハイク Page2

真の谷

カタクリ峠から真の谷に入るとカタクリが多い。峠のカタクリはまだつぼみだが、日当たりの良い斜面は咲いていた。それほど花は多くないが、所々でキクザキイチゲが咲いている。エンレイソウも咲き始めで開花株を1輪見つけた。スミレはヒナスミレだろうか。


国道にいたオオルリ、キビタキはまだ上がってきていない。ゴジュウカラ、アカゲラ、カケスの鳴き声が聞こえる。さえずりの聞こえた方に移動しても駄目なので、少しでも見通しのよい位置で待つことにした。
ヒナスミレ
カタクリ
カタクリ
バイケイソウがたくさん出てきた
キクザキイチゲ
ミヤマカタバミ
エンレイソウ

アオゲラ キツツキ科

アカゲラの声が近づいたり遠ざかったりする。ドラミングがはあまり聞こえない。餌を探すコツコツの音でおおよそ位置がわかる。すると突然横から飛んできた。アオゲラだ。先ほど長命水で見かけたが撮影はできなかった。チャンス到来。アカゲラはたくさん居るが、アオゲラはそれほどチャンスが巡ってこない。


アカゲラは木の中層付近に居るが、アオゲラは下層か地面に居ることが多い。アリなどの虫類を捕食している。深い緑色で頭と頬が赤い。アカゲラより一回り大きく約30センチ。すぐに移動してしまったので映像は撮れなかった。
シマリスもやってきた。木の実で頬が膨らんでいる
シマリス
ヤマガラが木の実をくわえている

ヤマガラ

シマリスが多い山域で、朝から何度も見かける。木の実を集めて居るのか頬が膨らんでいる。ヤマガラも実をくわえていた。

ゴジュウカラ

ゴジュウカラは今日、二度目の出会い。ちょこまかと木を動くので撮影が難しい。体は小さいが大きな声で鳴く。木を下向きに歩ける唯一の鳥。特徴は目を通る黒線。

アカゲラ

やっとアカゲラのお出ましだ。そしてこの後、見つける鳥はアカゲラばかり。今日の目標は信号機で、赤(アカゲラ)、青(アオゲラ)、黄(キビタキ)全部撮れた。


それから、交尾中のアカゲラの遭遇し、何枚か撮影ができた。目標が達成できたのでこの後はどうするか。テーブルランドの上がると野鳥は少ないし、このまま引き返すのも芸がないので、真の谷を詰めて鈴北岳経由で下山することにした。
シマリス