2021年11月2日3日 No.1393
池木屋山から迷岳縦走(台高) Page2
谷の渡渉
2つの滝を巻くと谷が浅くなる。右岸の渡渉ししばらく進み、左岸に戻る。



ドッサリ滝
左岸に移り少し進むとどっさり滝だ。少しコースから外れるので、見逃す登山者も多いと思う。楽さもそこそこあり末広がりの美しい滝だ。滝を見物するとルートが直登になる。かなりの急傾斜だ。少し手前から大きく巻くこともできる。


奥の出合
ドッサリ滝の大巻が終わると谷はさらに浅くなり奥の出合に至る。池小屋山頂から東尾根に入ると給水ポイントが限られる。いずれも谷を下っての給水となり、時間を要することもある。なので、ここで給水することにした。夕食、朝食、それから行動中の水分補給合わせて3リットル給水した。当然ザックは重くなる。






コウヤマキ
さて、奥の出合いから山頂まではひたすらの登りだ。一本の尾根で登っていく。標高差はほぼ600mを約2時間で登った。途中、とうふ岩、コウヤマキの群生がある。大木があり見事だ。豆腐岩をすぎると少し傾斜が緩む。所々でミズナラの巨木が見られる。ブナが多くなると山頂は近い。





池小屋山頂〜東尾根
昨は新緑の頃の来たが、秋もいい雰囲気を出していた。山頂一帯はブナ林だ。色づき始めていて晩秋の雰囲気が漂っていた。風も穏やかで居心地がいいが、今日中にもう少し距離を伸ばしておかないと明日が大変だ。東尾根は今回が三度目で裸地からの宮川方面の展望が優れていることを思い出した。もう十年以上は歩いていない。一つ一つ記憶をたぐりながら味わうよう歩いた。とりあえず今日の目標は水越あたりだ。山頂から2時間半歩いてやっと水越に到着、ここでビバークすることにした。




