2021年10月2日3日 No.1385

剱岳 源次郎尾根の登攀 Page2

別山乗越

皆が剣御前を踏みに行く間、タイムラプス撮影。面白い映像が撮れるが、雲など動きが写り込まないと効果がない。しかも、撮影に時間がかかる。とにかくいい天気になた。別山、劔の山岳風景を見ていると飽きない。タイムラプス撮影はGoPro9で撮影。ミラーレス一眼も撮影はできるが、三脚などの装備が重くなる。GoPro9なら便利で簡単だ。
乗越から見る、剣沢と剱岳
夏に登った別山の岩場
八ツ峰と源次郎尾根
剱岳
乗越からのパノラマビュー

剣沢

最も心配だったのが剣沢雪渓。寸断されていると尾根取り付きまでのアプローチに時間と労力を消耗する。小屋前のホワイトボードを見る限りつながっているようなので安心できた。早速剣沢小山で下り、受付を済ませて、劔を見ながらまったりとした時間を過ごした。
登山道の状況
剣沢小屋の夕食 揚げたてのカツがうまかった

剣沢小屋

小屋には3時過ぎに到着したので、夕食までの時間を食堂でビールを飲みながらまったりとした時間を過ごした。夕食は5時からで、4時30分までは食堂が使えた。この小屋は作りたてのものを出してくれるので、夕食が楽しみだ。この日はあげたてのカツと豚汁。お代わりすることもなくお腹がいっぱいになった。睡眠不足だったし、天候が悪化したの星空撮影もできず、すぐに横になった。0時過ぎに目を覚まし、外に出てみると星空が広がっていたので、星景写真撮影をした。ここでもセッティングが簡単なGoPro9ナイトフォトモードを使った。もう少し月の明かりがあると劔が写せたが、山や地形は深黒の闇だったのでシルエットになった。

ヒョウが降る

夕方、少し寒気が入ったようで、天候が一変した。屋根を叩く音で外を見るとヒョウが降り出していた。この時期にして暖かくいい天気だったのに。山の天気な急変することが多い。後でわかったが、源次郎尾根縦走は、我々4人パーティーとガイドパーティ2組だったようだ。天候が急変し凍結が心配されたので、小屋のご主人から決行の判断基準についてアドバイスをもらった。
天の川が見えているが、GoPro ではこのあたりが限界か ISO1600 30S
八ツ峰の上の北斗七星が見える
八ツ峰の上の北斗七星が見える
オリオン スバル
オリオン スバル