2021年10月2日3日 No.1385

剱岳 源次郎尾根の登攀 Page1

【行程】

2021年10月2日3日 No.1385
【10月1日 鈴鹿18:00〜馬場島駐車場23:00
【10月2日】馬場島5:00〜6:40立山黒部アルペンルート〜室堂8:10〜雷鳥平9:10〜大日分岐〜11:30別山乗越13:00〜剣沢小屋15:15
【10月3日】剣沢小屋4:40〜剣沢雪渓5:30〜源次郎尾根出合5:45〜源次郎尾根1峰9:30〜10:302峰10:50〜12:00剱岳山頂12:30〜15:00早月小屋15:30〜馬場島18:50〜立山20:20〜鈴鹿1:00
撮影機材Sony ZV1 GoPro9

YouTubeバージョンはこちらです 前編https://youtu.be/OBbolbEtYb0

YouTubeバージョンはこちらです 後編https://youtu.be/jI4v6ZI8Ahk

【概要】

源次郎尾根の登攀を1泊2日で計画した。2泊3日ならゆとりがあるが、1泊となると登攀日に下山する必要がある。剱岳山頂を踏んでから室堂のバス最終便にもどるのは厳しい。時間に急かされての下山は厳しいので、時間制限のない早月尾根に下ることにした。今回のメンバーは四人。車一台を馬場島にデポし、朝、立山に向かった。おそらく紅葉のラストチャンスと重なり、混雑が予想されたが、台風の接近があったので比較的人の出は少なかった。と言っても、立山のケーブルの始発は予約が必要だ

アプローチ

前夜発で馬場島で車泊した。立山ケーブルが6時40分の始発だったので、車一台を馬場島にデポし、5時前に馬場島を出発し立山に向かった。谷の筋が違うので大きく迂回し、所要時間は1時間強。館山駅は雨が降っていたが、室堂に到着すると晴れ間が広がった。台風は東にそれたが、それにに伴い寒気が引き込まれ天候が不安定になっていた。
立山駅

室堂

室堂は紅葉が見頃だった。立山で雨をふらせていたので低層雲だったようで、室生は雲の上で青空が広がっていた。台風の影響で風が少し出ていたが問題はなかった。室堂平は錦繍の絨毯を敷き詰めたようできれいだった。
大日岳
みくりが池
御前峰
地獄谷
雷鳥平を俯瞰
地獄谷
雷鳥平への下り

雷鳥平

朝一で室堂に入ったので、観光客は登山者は少なかった。雷鳥平のテントもちらほら。雷鳥平周辺も紅葉が見頃だった。チングルマの紅色が鮮やかで、青空とよくマッチした。
称名川
ナナカマドの紅葉

雷鳥平〜別山乗越

別山乗越までは展望の良い大日分岐から稜線を上がることにした。ナナカマドの紅葉が鮮やかだった。もともとチングルマの多いコースで、クロマメノキも紅葉し、錦繍の絨毯を敷きつめたようだった。クロマメノキはツツジ科の樹木だが、実は熟していて甘酸っぱくて美味しい。ブルーベリーはツツジ科スノキ属でこのクロマメノキと同族だ。
今回のメンバー 平均年齢は還暦を越えて

秋の花

秋の花はほぼ終わっているが、ミヤマリンドウ、ヤマハハコが少し咲き残っていた。
リングルマ
ミヤマリンドウ
クロマメノキの実
大日岳
稜線から雷鳥平、室堂が一望できる
ハクサイチゲの黄葉