2021年9月29日 No.1384

月山 東北の山 Page2

金姥ルート

風がよいく通る稜線だ。日差しがまだ強く、寒さは感じかなった。熱くもなく寒くもない。ミヤマリンドウ、ナンブアザミ、ヤマハハコなど秋の花が咲き残っていた。ハイマツ、ハクサンシャクナゲ、ミネカエデなど樹高の低い樹木なので、見通しが良い。山頂までのルートを確認しながら歩けた。
ミヤマリンドウ
ナンブタカネアザミ
ハクサンイチゲ
鍛冶小屋跡の広場からの展望

月山

深田久弥は月山の項で鳥海山、朝日、蔵王、飯豊など山形には名山が多いが、いずれも県境をまたいでいる。月山は県の真ん中にある山だといっている。標高は1984m。「いくわよ」月山と覚えた。山の形から半月を連想できる。月のように丸く優しい山。山名の由来は、平野の人々が尊崇する農業の神「月読尊(つきよみのみこと)」を祀ったからだそうだ。鳥海山もそうだが、庄内平野を見下ろすこの2山は、古い時代から崇められてきたようだ。芭蕉は奥の細道行脚の途中で、月山に登ったようだ。標高は2000mに満たないが、庄内平野からの高さだから、3000m峰が並ぶ日本アルプスに匹敵するように思う。
月山山頂
御田原の駐車場
オヤマリンドウ