2021年4月12日 No.1339

御池岳 鈴鹿山系 Page1

奥ノ平

奥ノ平は誰もいなかった。藤原や御在所と比べると登山者はそれほど多くない。イワヒメワラビの葉が茂ると一面が草原状になるがこの時期はまだ冬の装飾だ。陽射しと青空で暖かさは感じるが、低気圧の接近でが出てきた。オオイタヤメイゲツ林の林床にバイケイソウが出始めいよいよ春の始まりだ。少し山頂に立ち寄って下山することにしよう。
奥ノ平
鈴北岳方面
オオイタヤメイゲツ林
御池岳山頂
ヤマネコノメソウ

真の谷

下りは一般道を通った。やはり歩きやすい。これから登っていく人も何人かいた。カラスも山に来ているやつは親近感がありちょっと撮ってみた。

カタクリ峠〜コグルミ谷

コグルミ谷はやはり野鳥が多い。ヒガラが最も多かった。アカゲラもドラミングはよく聞こえるが近くにいなかった。朝、蕾だった紫色のキクザキイチゲの花が開いていた。新潟では道端の雑草だが、ここでは希少は花だ。
バイケイソウ
カラス
ミヤマカタバミ
スズカボタン
匕ガラ
匕ガラ
匕ガラ
キクザキイチゲ
キクザキイチゲ
ニリンソウ
ヤマルリソウ
チャルメルソウ
シロバナネコノメソウ
ヒガラ

匕ガラ

匕ガラが目の前にやってきて小枝にとまって動かない。フレンドリーだなと思っていると、ペアが来て木の穴に入っていた。どうやら巣のまで警戒しているようだ。そっと立ち去った。
今回は野鳥撮影にシフトしたので、レンズは100-400mm(35mm換算で800mm)と12-100mmをチョイスした。12-100mmは画質がよく、花の撮影にも使える。ただ、ヤマルリソウなど、花の大きさが1cm未満になるとマクロレンズがほしくなる。野鳥撮影は画質を重視すれば、Sonyのシステムを持っていきたが、重くて機動力を生かした撮影ができない。それに、撮影者の気力が続かない。山を6時間歩き続けてもなお、撮影意欲が残っていないとチャンスはものにできない。登山ではやはり、軽量コンパクトなシステムを選びたい。
巣穴を出入りする匕ガラ