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2020年9月27日〜28日 No.1302
奥穂高岳南陵(北アルプス) Page2
モノリスとトリコニー1峰
このルート中で展望が良く、岩稜登攀の楽しみが味わえるところだ。Ⅲ級程度の易しい登攀でフリーで登れるが、最後の数mだけロープを出した。モノリス岩はチムニーが面白いので是非とも通過したい。1峰まで来ると一気に展望が開ける。登攀の面白さもさることながら、ここでしか見られない展望が楽しめる。
コブ尾根がよく見える
ガスに煙る西穂岳岳
チングルマの紅葉
ナイフリッジ
2峰から南陵の頭
1峰を越えるとハイマツ帯と岩稜のミックスになり、登攀要素は少なくなる。1峰から約40分で2峰のピークを通過。3峰を左手に見ながら尾根に沿って登っていく。1カ所懸垂下降の箇所があったが、支点がなくなっていて、容易にクライムダウンできた。頭は近いのでここで小休止をとった。
南陵の頭
南陵の頭
徐々に傾斜が緩み歩きやすくなってくると、吊り尾根や奥穂山頂から登山者の声が聞こえだし、一般登山道が近いことがわかる。南陵に後続のパーティーはなく今日は、我々のパーティーだけだった。天候に恵まれ穏やかな南陵の頭だった。山頂はすぐそこだが、ピークを踏みに行く気はなかった。休憩を入れ登攀時間はほぼ6時間、計画通りだった。
吊り尾根
南陵の頭
前穗高岳と北尾根
吊尾根〜紀美子平
平日だが一般登山者と何度も行き交った。若い人たちは真新しい装備で歩いているので新鮮さを感じる。稜線からの展望に感動するシーンを何度も見かけた。大いに楽しいでほしい。この感動は、人生の貴重な財産になると思う。
重太郎新道
今年の群発地震の影響で何箇所か岩が崩落している。通行は可能だったが、紀美子平直下のはしご場付近は、崩落しそうな岩が残っているので心配だ。奥明神沢や間ノ岳から天狗岳、天狗沢も崩落が多く、落ち着くまでは通行を控えたいと思った。
常念岳
恒例、完登の握手
北穂と涸沢カール
北穂と涸沢カール
色づくナナカマドと前穂北尾根
涸沢カール
イワヒバリ
岳沢〜上高地
3日間の登山計画予定だったが、15時までに岳沢に帰れたので、そのまま山を降りることにした。疲れてはいるが、タクシーの最終便18:40(トンネルのゲートが19時に閉まる)には間に合いそうだなので、15:30に岳沢を後にした。登山口に17:00、バスターミナルに17:30過ぎに到着し、登山を無事に終了できた。
帰路
駐車場前のともしびで湯に浸かり、ラム肉が食べに岡谷の焼肉屋に立ち寄ることにした。「焼肉縁結」は時々立ち寄る焼肉専門店で、ラム肉が美味しい。普通、焼き肉というと牛だが、このあたりはラム肉が多い。消費したカロリー以上を摂取し帰路についた。
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