2020年8月18日19日 No.1297
薬師岳登山(北アルプス) Page2

太郎平小屋〜北の俣岳
テント場に降りるにはまだ少し時間が早かったので、北の俣岳を往復することにした。3年前に雲ノ平を周回してから3年振りだ。薬師岳の勇姿を見るにはやはりこの稜線からがいい。
標高が上がったし、適度に風が吹いているので歩きやすかった。歩くにつれ、中心の雲の平や水晶、鷲羽、三俣蓮華、双六、黒部五郎など周辺の山の風景が角度をを変えて見られ、変化があって面白かった。
稜線の花
所々に池塘が点在し湿地状になっていて、その脂質を好む植物が見られる。草付き斜面に咲く花とは種類が違っている。キンコウカ、イワショウブ、イワイチョウ、タテヤマリンドウ、ミヤマリンドウ、ミヤマアキノキリンソウなどが見られた。
P2576まで登り展望を楽しんでから折り返した。折り返し始めるとガス流れ始め一気に視界がなくなり始めた。いいタイミングで引き返した。帰りは下りなので楽だ。
薬師峠
テント場に着くとまだ14時前だった。日差しが暑いので、テントを設営しハイマツの影で時間を過ごした。遅い昼食に早い朝食。テントも受付は14時からで、ビールなどは販売していた。トイレもきれいに掃除されていて、対応が非常によくて気持ちが良かった。そしてここの水は冷たくて美味しい。
日没に合わせて夕日の撮影にでかけた。今回は撮影が主な目的だったので気持ちにもゆとりがあり、夕暮れの風景が楽しめた。水蒸気量や気流による雲の層の変化、気温、太陽高度など自然条件が多様な風景を生み出す。何度見ても飽きない。
夕焼け撮影
夕暮れの撮影は僅かな時間が勝負で、風景は刻々と変化する。日没も取りたいが、残照の山並みも見逃せない。美しい風景に心が動くゴールデンタイムだ。
星空の撮影
8時過ぎにテントから出ると星空が広がっていt。チャンスとばかりにミニ三脚を持って撮影ポイントに向かった。広大な風景の撮影用にワイドレンズ(9-18mm)を持って来たけど、軽量化を優先して明るいレンズは持って来なかったのが悔まれた。
ISO1600まで譲るとして、シャッタースピードが問題だ。20秒くらいでいきたかったが、試行錯誤でやってみて50病になった。ちょっと遅すぎ。明るいレンズを持ってこなかったのが悔まれた。まーしかしなんとかおさえることができた。木星、土星が明るかった。


