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■前穂高岳(北アルプス)2018年7月17日18日 No.1158
花を求めて両白山地の盟主白山へ
【登山者】ゆうちゃん、、隊長
【行程】
7月17日 平湯あかんだな駐車場(6:50)〜上高地バスターミナル(7:16)〜徳沢(9:55)〜(11:10)横尾(11:40)〜本谷橋(12:45)〜涸沢小屋(15:00)
7月18日 涸沢小屋(4:00) 〜5・6のコル(5:45)〜5峰〜4峰(8:40)〜3峰(10:15)〜2峰(10:50)〜前穂岳岳(11:10)〜紀美子平(12:00)〜岳沢小屋(14:15)〜上高地(16:40)〜あかんだなP(17:20)〜平湯の森〜鈴鹿(22:00)

| 7月17日 | 7月18 | 7月18日の2 |

3峰 登攀らしい登攀をするのは3峰で、約3ピッチで登る。チムニーありフェイスありリッジありでそれなりに楽しめる。眼下に涸沢を見る高度感はアルパインクライミングの醍醐味だろう。オールドクライマーはすでに感覚が麻痺しているので淡々と登った。しかし3000mが近くなると、ちょっとした動作で息が切れる。加齢とうまく付き合いたいものだ。

  
窓から奥又が見える      先行パーティーの3ピッチ目

   
2ピッチ目のチムニー      シコタンソウ

2峰 簡単でショートな登りで気がつくと2峰にいた。この付近にシコタンソウが集中していた。短い懸垂後、前穂高岳山頂へ。山頂は紀美子平からピストンする登山者で賑わっていた。

  
岩壁のシコタンソウ          2峰

  
涸沢カール           前穂高岳山頂

前穂高岳 何度も山頂は踏んでいるが、これほど天気がよかったのは初めてだろう。時計を見ると11時になっていた。山頂は踏んだものの、これから4時間30分の下山があるので気が抜けない。岳沢までの重太郎新道は険しい道で歩きにくい。もちろん転倒は即滑落に繋がるので注意が必要だ。

  

  

重太郎新道は花の多いルートで、高度を下げるにつれ種類が変わっていくのが面白い。コバイケイソウ、イワツメクサが、ハクサンイチゲ、ミヤマキンポウゲが花盛りだった。また、昨日からイワギキョウばかりだったがここに来てチシマギキョウがまとまって咲いていた。

   
コバイケイソウ         イワツメクサ

   
イワギキョウ        ウサギギク

  
コバイケイソウ     チシマギキョウ

  
チシマギキョウ         ニッコウキスゲ

  
クルマユリ           シシウド

草付きまで降りてくると、ハクサンフウロ、グンナイフウロ、シシウド、ニッコウキスゲ、シナノキンバイなどがたくさん咲いていた。今が一番花のいい季節だ。

  
グンナイフウロ      ハクサンシャクナゲ

  
岳沢小屋        クガイソウ

上高地に16:40に到着した。やはり二日目はハードな行程だった。とにかく暑さにより疲労が大きかった。


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