■前穂高岳(北アルプス)2018年7月17日18日 No.1158 |
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北尾根登攀 朝食はお弁当にしてもらい4時に涸沢小屋をスタートした。天気は上々で朝の空気がヒヤッとして気持ちがよい。雪渓を歩きコルに登るルンゼに取り付く。雪渓で上部まで行けそうだが、右岸のガレ場にルートができているので、アイゼンを外し取り付く。 5・6のコル 小屋をスタートし約1時間45分でコルに到着した。3人パーティーが先行している。その向こうには2人パーティー。後続を確認するが誰もいない。どうやら今日の北尾根は3パーティーのようだ。コル付近の草付きにはハクサンイチゲ、シナノキンバイなどが咲き始めていた。 尾根ルートなのでどこにいても展望が良い。いつでも穂高連峰が一望できる。遠くには八ッ岳、南アルプス、富士山が雲の上に浮かんでいるように見える。高山ならではの風景だ。 5峰は簡単な岩稜歩きで通過できる。展望と花を楽しみながら登っていった。 4峰は奥又側をまけば歩きで通過できるが、今回は尾根芯を進んだ。コンテでもいいが、入門者がいるので簡単なクライミングを楽しんだ。先行パーティーを奥又側から巻いて抜かそうと思ったが、急ぐ必要のもなく岩稜登攀を楽しみにきているので先行パーティーの後に続いた。 岩稜には高山植物がたくさん咲いていた。今一番花盛りなのはイワツメクサで、派手さはないが、白い小さな花が風に揺れていた。イワギキョウ、ミヤマダイコンソウ、ヨツバシオガマ、ハクサンイチゲなどが見られた。 | |
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