| 7月17日 | 7月18日 | 7月18日の2 |
概要 今年も夏のバリエーションのシーズンになった。花見山行もいいができれば、花と岩稜を両方楽しみたい。そこで久しぶりに北尾根をやることにした。過去の記録を見ると6年ぶりだった。体力は年々下降し続けているので登攀日の行程がこなせるか心配だったが、なんとかクリアできた。4峰をロープを出すルートを選択したこと、前に女性の初級者二人を連れたガイドパーティーがいたこと、気温が高くて体力を消耗したことなど、前回と比較はできないが、状況に合わせた登攀ができたたと思う。
アプローチ 3時に鈴鹿を出発し平湯アカンダナ駐車場で6時50分のシャトルバスに乗り上高地に入った。平日なのでバスは空いていた。
上高地 上平野部は猛暑でも上高地に入ると爽やかな空気に包まれた。さて長い遊歩道歩きが始まる。何度も来ているので見慣れた風景だが、3000m級の山を間近に見ながら歩いていると登高意欲が高まってくる。

梓川 明神岳
横尾までは単調な歩道歩きが続く。見る花も少なくひたすら歩く。

前穂 ヤマブキショウマ

ハクサンオミナエシ オトギリソウ

センジュガンピ
横尾の小屋で昼食をとり休憩した。ここから登山らしくなり約1時間で本谷橋。谷の畔で加熱した体を冷やししばし休憩。谷からはしばらく急登が続く。ガレ場は歩きやすく整備されていた。

ゴゼンタチバナ 涸沢
高度が上がるにつれ徐々に花が多くなってきた。キヌガサソウ、ゴゼンタチバナ、キバナシャクナゲ、ツガザクラ、チングルマ、コイワカガミなど高山植物の常連が花を咲かせていた。

キバナシャクナゲ ツガザクラ

チングルマ 北尾根
予定通り15時に涸沢小屋に到着。登山客は少ないらしくゆったりとした部屋で過ごせた。小屋〜5,6のコルの雪渓を確認し、明日のルートを目で追いながらトレースした。優所のくハンバーグは美味しかった。夕暮れと星空撮影を楽しみ、部屋に戻りギアのチェック。今回はバットレスの想定した装備になっているので、このルートにとっては明らかにオーバースペックになっていた。


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