■仙丈ケ岳(南アルプス) |
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二日目 昨夜の段階のヤマテンの気象予報みると今日は、天気の崩れは午後からだそうだ。今回は食事を4時に準備していただき5時に出発することにした。朝はまだ高気圧の勢力下にあるが、徐々に暖気が入り始めていて、すっきりしない曇り空だが、気温は高く風も少ない。積雪も少なくワカンは小屋に置いてきた。ヘッデンでスタート。登山のコンディションとしては春山の状態で大変歩きやすかった。2014年は積雪に、2016年は氷結した雪面に苦労したことが思い出される。 2016年12月24日のレポート 2014年1月12日のレポート 馬の背への分岐を過ぎると森林限界に出て、視界が開け高山の雰囲気になり、気持ちが高揚してくる。曇り空だが遠望がきき、お隣の北岳や富士山、甲斐駒岳はもとより、八ッ岳、北アルプス、中央アルプスが一望できた。 小仙丈ヶ岳 小仙丈へ急登でピッケルと使い出すと冬山の実感が湧いてくる。残念ながら曇り空だが展望がいので開放感や高度感が感じられる。気温はそれほど低くないが、ピッケルが雪面を捉える「キュッ」という音が心地よい 。
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2017-12-26 Copyright (C) 2017 k.kanamaru. All Rights Reserved. |