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■海金剛(西伊豆)


レポート No.860
日時:2015年2月7日
参加者: たくさん、隊長、うさぎ

〜辛口スパイスのスーパーレインは2回目〜

 

2月6日 鈴鹿(2月6日21:30)〜道の駅松崎(2月7日2:30)
2月7日 道の駅松崎(6:20)〜松崎のコンビニで朝食〜雲見オートキャンプ場(7:50)〜海金剛スーパーレイン取付(9:00)〜1P(9:10)〜2P(9:30)〜3P(10:10)〜4P(11:10)〜5P(12:30)〜6P(14:00)〜懸垂開始(14:10)〜取付(15:15)〜オートキャンプ場(16:30)〜雲見民宿温泉〜バーミヤンで夕食〜大仁道の駅(20:00)
2月8日 大仁道の駅(7:00)〜(8:30)湯河原幕山の梅林公園散策(9:50)〜鈴鹿(15:00)


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4ピッチ目5.10a ここもクラックをつなげるピッチで、ハンドジャムがよく決まる。スーパーレインのハイライト的なピッチ。プロテクションは#1、2、3が決まる。中間部に小ハングがあるが、ハング下のクラックにカムががっちりと決まり、たしか出口にもホールドがあるので問題なし。


3ピッチ目の終了点、灌木とカムで構築

  
4ピッチ目        3ピッチ目の終了点

  
4ピッチ目のリード、ここもクラックを繋げていく

  


#4をセット、出口は#5が必要か?

  

ハングの上のクラックを二つ繋いでゴール。最後のクラックはフィストサイズで、#4を2個決めたが、出口はもう少し広がる。フットジャムもしっかりと決まり登攀を楽しめるピッチになった。#1〜#4が決まると安心できるからだろう。出口の大きな浮石が前回同様に気になった。思わず掴んでしまいそうだ。

  
尖っているのは浮石、要注意

 
最後のフィスとサイズのクラック、うさぎはジャムが決まらずレイバック


うさぎはレイバックで突破する

   

5ピッチ目5.10a 仙人クラックと呼ばれるピッチで、4ピッチに引き続きスーパーレインのハイライト的ピッチ。フィンガーからハンドサイズのクラックが繋げて登り、途中2箇所に小ハングがある。ここもカムがよく決まるので安心感がある。登攀自体も面白いが、高度感、露出感はもちろん、ネイビーブルーの海と海岸線の岸壁がとても美しい。


5ピッチ目、クラックを繋げて登る

   
ガッチリのフットジャムをきかせて離陸

   
5ピッチ目のリード

  
ハング越え


ロープを伸ばす

  

  


高度感抜群のハイライト的ピッチ、景色を見ているゆとりはない

   
カムにやっと手がとどく、今度からセット位置を少し下げましょう

   
終了点から見下ろす海岸の岸壁

6ピッチ目5.8 さて自分にとっての核心ピッチ。前回は上部のハングでルートミスしフォールしたピッチ。5.8とか5.9とかいわれるが、疑わしい。自分的にはスーパーレイン7ピッチ中の核心ピッチだと思う。前回はクラックの離陸を無難にこなしたが、今回はかなり苦戦した。垂直の斜上するハンドサイズのクラックで左手足のジャムと右のフェースとのムーブになるがフェースがよく滑るのに苦戦し、かなりパワーを消耗した。

  
左:5ピッチ目の終了点から右へ  中:6ピッチ目の全容   右:取り付きのクラック

    

さて次はハング越え。前回は右から抜けようとし、ロープが屈曲するのでクライムダウン。左から抜けようとしてパンプしフォール。前回の轍を踏まないように、最初から左から抜けようとしたが、下部クラックで消耗してしまい、ハンドジャムを決めてから、二つ目のカムを入れようとして力が吸い取られてしまい一度クライムダウンし再チャレンジ。少しレストしてなんとか抜けることができた。核心部はやはりカムを二つ決めておきたい。登攀もさることながら、プロテクションの技術も課題だ。終了点はボルト。

    
中:頭がつかえて窮屈なムーブで耐える、カム2個セットでフォールに備えた


ハング越え

   
6ピッチ目の終了点から

本日最後の核心が終わりほっと一息。景色を見ながら後続をフォローしいていると、ポツリポツリと雨粒が当たりだした。後続二人の登攀にはさほど影響がなかったようだが、最後のショートピッチを残して本日は登攀終了とした。


恒例の完登?の握手

 


最終ピッチ(5.8)

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