2007年10月21日 御嶽山 |
■御嶽山(黒沢道)2007年10月21日 No.426 じんじんさん、隊長 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ | part1 | part2 | part3 | part4 | photo album | 土曜日から天気が回復するものの、日本海側の天候はあまり良くないようだ。低気圧の通過に伴い、日本列島に冷気が入ってくるので、高山での天候は厳しくなることが予測できる。昨年は10月の初めにダブルの低気圧通過度に一時的に冬型となり、アルプスで遭難が相次いだことが思い出される。今週末は南アルプスの聖岳を予定していたが、まだ紅葉が残っているとのことで、涸沢あたりに予定を変更しようと思ったが、都合がつかずに日帰りでいいところを探すことになった。白山の釈迦も候補に挙がったが、日本海側の天候が回復しないようなので、これも却下。迷いに迷って、御嶽山に落ち着いた。
紅葉のいいコースは黒沢口登山コースらしいので、前日に黒沢口6合目(中の湯)まで車で入り前夜者泊となった。湾岸川越から東海環状、中央高速と快調に走り、中津川で高速を降りる。国道19号線を北上し木曽福島から県道で中の湯まで上がる。駐車場は三か所に分かれており、一番上の駐車場まであがる。シーズンには多くの車で溢れるそうだが、この日は数台の車があるのみ。車の脇でテント泊している人もいた。窓の外を覗くと満天の星が輝いていた。車が暖まっているので寒さは感じないが、室外の温度は0度となっている。紙パックの日本酒を飲んで温まり、毛布をかぶって横になる。途中、寒さで目が覚める。窓ガラスについた水蒸気が凍りついている。シュラフに入り毛布にくるまると暖かくなってきた。
ロープウェイの分岐のある7合目までくると体が暖かくなってきた。温度を調整し8合目を目指す。シラビソの樹林が薄くなりハイマツ帯に入るころに、8合目に到着する。大きな休憩小屋があるが、戸はしめられたままだ。木の椅子に腰を下ろし休憩をする。雪をかぶった乗鞍や北アルプスが一望できる。ナナカマドの葉はすべて落ちていて、赤い実が目立っている。黒沢口コースはこのまままっすぐに登っていくが、三の池や摩利支天を経由すなら、トラバース道を選択することになる。 このあたりから積雪があったので、足跡から先行者がいることがわかった。私たち二人と同じくして単独男性も出発する。先週のリベンジでこの御岳山の同じコースを再訪したようだ。聞くところによると先週は、カメラの故障で画像がすべてダメになったようだ。しかしこの1週間で山は秋から冬へと様変わり。一眼レフの被写体は、紅葉から初冠雪へと変わった。 | part1 | part2 | part3 | part4 |
|
2007年10月21日 Copyright (C) 2007 k.kanamaru. All Rights Reserved. home |