2006年8月17日18日19日 穂高 |
■2006年8月17日18日19日 奥穂高岳、前穂高岳 No374 隊長 ページ1 ページ2 ページ3 ページ4 ぺーじ5 はな1 はな2 はな3 目覚ましのアラームの音で、4時過ぎに目が覚める。気になるのはお天気だ。野営場はガスに包まれているが、風はなさそうだ。雨はやんでいる。相談所の前に張り出されている天気図を確認に行く。台風は遠ざかりつつあり、前線の南下はなさそうだ。 昨夜はテントの中で、今日の行程をいろいろと練っていたわけだが、第一案通り奥穂〜前穂〜岳沢コースをとることにする。家財道具一式を担いで、まずは3190mまで登らねばならないので、少し気合いが入ってきた。昨日の歩行時間が6時間だったので十分体力を温存できている。昨日のカレーの残りで簡単に朝食を済ませ、テントを撤収し準備完了。しかし依然としてガスが晴れない。パノラマコースで花の撮影をしたかったが、これは断念し小屋からのルートに切り替える。 ナナカマドの林を抜けると青空が見えだした。劇場の幕が開いたと同じで、一気に涸沢の全容が眼前に広がった。悪天の呪縛から解放された時の喜びは、たとえようがない。刻一刻と変化するガスや雲に翻弄されながら、ファインダーを覗きチャンスを伺う。この時が一番充実しているのかもしれない。 じっくりと撮影に没頭してみたいが、本日の行程にはそれほどゆとりの時間があるわけではないので、とりあえずは第一目標である奥穂高岳3190mを目指して登る。 ページ1 ページ2 ページ3 ページ4 ぺーじ5 はな1 はな2 はな3
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