2024年4月11日 No.1544
鈴鹿山系御池岳花見と探鳥
御池岳の野鳥
アカゲラ
キツツキ科の留鳥で、本州と北海道に分布する。四国、九州にはいないようだ。御池岳では谷、尾根、台地どこでも見られる。黒、白、赤の三色が目立つ。キョッと鳴くので近くに来るとよく分かる。
この時期は繁殖期で、メスを追いかけ回していた。







アオゲラ
キツツキ科の留鳥で本州から屋久島に分布。「キョッ、キョッ」と大きな声で鳴くので近くにいることがわかる。御池岳ではコグルミ谷から真の谷で見ることが多い。繁殖期なのでドラミングもよく聞こえる。よく似て北海道にいるのはヤマゲラ。



アトリ
大群で飛んでいた。冬鳥で北陸など日本海側に移動し大陸に渡る。胸の橙色とお腹の白色が目立った。



エナガ



ゴジュウカラ
カラと名が付くが,シジュウカラとは別のゴジュウカラ科の留鳥。幹の上を登り降りする。降りられるのはこの鳥だけ。
この日はアカゲラの開けた木の穴に出入りしていた。巣作りをしているようだった。








ヒガラ
カラ類の中で一番小さい。群れで移動してくるので、近づいてくると分かる。冠羽があるのが特徴で、鳴き声はシジュウカラよりテンポが速いので、鳴き声で判断できる。山地の野鳥で、稜線付近でよく見かける。




イカル
ムクドリくらいの大きさのアトリ科の野鳥。コキコキと鳴きながら樹冠を移動するのでなかなか撮影が難しい。留鳥で北方のものは越冬で暖地に移動する。
御池岳では、朝、中腹くらいにいて気温上昇と共に山上に上がってくる。

コゲラ
もっとも小さなキツツキ科の留鳥で、登山中、一度は目にする野鳥。ジージー渡名喜、コツコツやっているので見つけやすい。



シジュウカラ
シジュウカラ科の留鳥で、平地から山地までの落葉樹林でで見られる。登山中で、最も多く出会える野鳥だ。


ヤマガラ
シジュウカラ科の留鳥で全国に分布。御池岳では登山道全般で見られるカラ類。落葉樹と常緑樹の境目あたり。黒、白、茶色、灰色のコントラストが特徴的。ツーツーフィートとゆっくりなく。単独行動が多いがカラ類の群れに入る。エゴの実が好きだ。
登山中、何度か出会える野鳥だ。


