2023年10月22日 No.1528

秋の御池岳は大人気(鈴鹿山系)

 

鈴北岳

まだ少しガスが絡むが、見通しが良くなってきた。風も穏やかで登山には最適な気候だ。少し休憩を入れ、双眼鏡で野鳥観察。大きいのは出てこなかったが、アトリの群れが移動していく。撮影は難しい。

鈴ケ岳方面
アセビが花の準備

今年の紅葉

もともとこの山域は、それほど鮮やかな紅葉ではない。御在所のようにドウダン系があると鮮やかさが増し、白色の花崗岩が引き立ててくれる。まだ緑が残るが、赤と黄色が強調されるので、このような落ち着いた雰囲気の紅葉も美しい。

苔の中に白いキノコが、なんだろうか?樹林の中を池を見ながら歩くことにした。少し気温が上がってきて、シジュウカラが鳴き出した。カラ類が動き出すとそれに釣られ、他の鳥も動き出す。
御池岳

カエデの黄葉

オオイタヤメイゲツがおおいので、全体的に黄色になっている。ウリハダカエデも色づき始め、赤や黄色、緑と変化があって面白い。

ウリハダカエデ

探鳥

暖かくなりカラ類が騒ぎ出した。アカゲラの声も少し聞こえる。

シジュウカラ
シジュウカラ
シジュウカラ
オオアカゲラ 雄
ちょっと遠すぎる

御池岳

山頂は賑わっていた。南のピークで腰を下ろす。テーブルランドの紅葉を見ながらランチタイム。鮮やかな紅葉ではないが、見頃になっていると思う。

テーブルランドン紅葉
天狗堂
琵琶湖

さて、帰ろう

午後になり青空が広がる。紅葉を見て探鳥しながら来た道を戻った。

ツミとノスリ

突然、「キィキキキキ」と鳴きながら低空で後ろから我々を追い越していった。鳩くらいの大きさの猛禽類だ。総合的に判断するとツミなか。移動の途中で御池岳に立ち寄ったのかな。他に、ノスリが通過していった。いずれも越冬の為に移動中のようだ。これからは暖かい平野部で見られると思う。

ノスリ
ノスリ
真の池
リンドウ
テーブルランドン紅葉