2023年9月1日 No.1521
鈴鹿山系 鈴北岳 花と探鳥
【概要】
この山域のクマタカが気になったので出かけてみた。一昨年は何度か見る機会があったが、今年はNHKゆる山へGOのロケ下見で遠くで舞ったがトビかもしれない。この時期の花も気になる。朝から出かければ良かったが、雑務をしてたら午後になってしまった。猛暑日が続いているが、峠は涼しかった。5>
鞍掛峠
現在、送電鉄塔の補修中で、稜線までモノレールが施設されている。また、国道の 工事もしている。工事車両が登山者の駐車場に置かれるので、滋賀県側に臨時のPが作られていた。5>
とにかく山に入らないと探鳥ははじまらない。午後の出発なので、西のボタンブチ辺りまでいければと、トンネル登山口から鞍掛峠に上がった。早速ヒガラが出迎えてくれた。オオルリ、キビタキなど夏鳥は移動したようで、森は静かだった。
ベニバナボロギク
心配していたことが起こり始めていた。ベニバナボロギクは道ばたの荒れ地に咲く、キク科の帰化植物だ。以前、霊仙山で地表を覆い尽くす群生を見て驚いた。鈴北岳もそうなりつつある。野の花が山地に進出する。5>
栗やシロモジの実が実り始めた。ヤマはもう秋がはじまっている。
台地で目にする草花
苔、イワヒメワラビ、シロ、マツカゼソウなど。随分様変わりした。いずれも鹿の食べない草花だ。5>
ヤマトリカブトを探したが、一輪だけか細く咲いていた。以前は鹿が食べなかったが、毒素の少ないところから食べ始めたようだ。葉がやられると育たなくなる。