2023年7月24日25日26日 No.1519
南アルプス北岳バットレスの登攀
【行程・登山者】
【7月24日】
鈴鹿3:30〜JR甲府駅8:40〜芦安〜ジャンボタクシー〜広河原10:40〜13:50白根御池小屋
【7月25日】
白根御池小屋2:30〜第5尾根取付6:00〜dガリー〜横断バンド(Aチームはピラミッドフェイスから第4尾根取付テラス)〜第4尾下部〜8:50第4尾根取付テラス(Bチームとの時間調整2時間30分)11:30〜マッチ箱13:00〜城塞ハング〜終了点13:50〜14:45北岳山頂15:15〜北岳肩の小屋16:00〜
【7月26日】北岳肩の小屋7:00〜広河原10:10〜芦安〜芦安温泉岩園館〜12:15韮崎「とんかつ一力」13:00〜JR竜王〜JA南アルプス道の駅(桃を購入)
〜新清水〜湾岸川越17:50
【撮影機材】SONY ZV-1 DJI Action3 GoPro9
YouTube
Part1 https://youtu.be/rVG295XzSoo
Part2 https://youtu.be/6AAMzdihp7A
【概要】
この夏のアルパインクライミング第1弾は南アルプスバットレスに登ってきた。5年ぶりになりなる。毎回、これが最後と自分に言い聞かせるが、自分との約束は直ぐに破られてしまう。老化によりパフォーマンスが低下している事を忘れ、時が経つと行きたくなっている。今回のメンバーは4人。2泊3日の行程で天候にも恵まれ、良い岩稜登攀が出来た。北岳は今、夏の花が盛りを迎え、花見と展望を楽しんで下山した。5>
初日
初日は自宅から白根御池小屋までの行程で、アプローチに時間がかかる。9時45分にtさんと第3駐車場で合流した。乗り合いタクシーで広河原に入った。一人1500円だが、人数が揃わないと出発しない。5>
広河原〜白根御池
山梨の平野部は猛暑日の予報だが、広河原は標高が1500mあり、すがすがしさが感じられた。山荘が新しくなったようだ。橋を渡って登山道に入った。大樺沢ルートは通行禁止になっていた橋がなく渡渉や巻き道があるようだ。
針葉樹林
広河原が標高が1500m、白根御池小屋が2230mなので、ほぼ亜高山域で高度を上げていく。コメツガ、ウラジロモミ、シラビソなどの新樹林は日陰を作り意外と涼しい。もちろん荷物を担いでの登りなので楽ではないが。5>
林縁では草花
林縁の谷筋や草付き斜面には草花が多い。アカバナシモツケソウ、クガイソウ、ソバナ、ミヤマハナシノブ、ハクサンフウロなどが見られた。
針葉樹林の野鳥
針葉樹林でよく鳴いているのがメボソムシクイだ。囀りはよく聞こえるがなかなか姿を見せてくれない。亜高山帯で繁殖する夏鳥だ。5>
それからコマドリがよく鳴いていた。望遠レンズもって撮影に出かける中々撮れないが、この日は10m位に所にとまり盛んに鳴いていた。もちろん望遠レンズは持っていないのでコンデジで証拠写真を撮った。
白根御池小屋
初日はここで宿泊する。施設も新しく、スタッフの対応も気持ちが良い。また、泊まりたくなる小屋だ。マニュアル通りにしか対応しない小屋はいやな思いをすることが多いが、ここの小屋は違う。5>
夕食が17:40からなので、それまでの時間、琵琶湖の小鮎と伊勢湾のテナガエビをあてにビールを飲みながら過ごした。
星空風景
20時過ぎにガスがとれてきたので、外に出て星空撮影をした。5>
明日の朝は2時30分の出発なので、星空の撮影をして直ぐに休んだ。気温が低い内に高度を稼ぎたいのと、時間にゆとりがほしいから、どうしても出発が早くなる。予報では午後からガスっぽくなる予報だった。