2023年7月7日 No.1517
御在所岳で岩稜歩き
【概要】
6月は事が多くて山に入れなかった。隙を探せばなくはなかったが、梅雨で蒸し暑く、遠征するには時間がなかった。教育の仕事、山と渓谷の原稿準備、講演会の準備、土地の処理など、頭の中がいっぱいで伊吹山に探鳥で2回行ったきりだった。梅雨空けからアルプスバリエーションを予定しているので、技術、体力、高所順応などのやることが多い。それで今日は、朝の涼しい時間に御在所岳ビィア・フェラータを登った。3時間で周回し、その後は畑仕事。
裏道
朝からオオルリが賑やかだ。野鳥も日中の暑い時間はあまり姿を出さない。電線にとまったり、登山道に出てきたり、撮影チャンスはあったが、野鳥撮影機材は持っていない。狙って山に入ると撮れないことが多く、皮肉なことだ。5>
藤内小屋でほてった体を冷やす。小屋の温度計は18度だった。この時期の鈴鹿山系は、標高が1000m以上あるとはいえ、日中は気温が上がり登山の厳しい季節だ。しかし、早朝はは涼しく、登るならこの時間帯だ。小屋で休んでいるとヤマガラが飛んできた。
北谷
北谷はオオルリ、ミソサザイ、ソウシチョウ、ウグイスなど。オオルリとミソサザイはいいとして、ソウシチョウは外来種で生息範囲を広げているように思う。オオルリやミソサザイのように大きな声で鳴く。見えるところには中々出てこない。5>
この時期はほとんど花がない。白い穂を出している樹木はハシドイだろうか。たしか藤原岳でよく見かけたと思う。