2023年7月7日 No.1517

御在所岳で岩稜歩き

【行程・登山者】

【7月7日】
裏登山道4:40〜藤内小屋5:10〜兎の耳5:35〜ビィア・フェラータ〜中道のカモシカ広場7:00〜中道登山口7:30〜P
撮影機材 SONY ZV1 DJI Action3

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【概要】

6月は事が多くて山に入れなかった。隙を探せばなくはなかったが、梅雨で蒸し暑く、遠征するには時間がなかった。教育の仕事、山と渓谷の原稿準備、講演会の準備、土地の処理など、頭の中がいっぱいで伊吹山に探鳥で2回行ったきりだった。梅雨空けからアルプスバリエーションを予定しているので、技術、体力、高所順応などのやることが多い。それで今日は、朝の涼しい時間に御在所岳ビィア・フェラータを登った。3時間で周回し、その後は畑仕事。

裏道

朝からオオルリが賑やかだ。野鳥も日中の暑い時間はあまり姿を出さない。電線にとまったり、登山道に出てきたり、撮影チャンスはあったが、野鳥撮影機材は持っていない。狙って山に入ると撮れないことが多く、皮肉なことだ。

 

藤内小屋でほてった体を冷やす。小屋の温度計は18度だった。この時期の鈴鹿山系は、標高が1000m以上あるとはいえ、日中は気温が上がり登山の厳しい季節だ。しかし、早朝はは涼しく、登るならこの時間帯だ。小屋で休んでいるとヤマガラが飛んできた。
クマシデ
オオルリ
気温は18度

北谷

北谷はオオルリ、ミソサザイ、ソウシチョウ、ウグイスなど。オオルリとミソサザイはいいとして、ソウシチョウは外来種で生息範囲を広げているように思う。オオルリやミソサザイのように大きな声で鳴く。見えるところには中々出てこない。

 

この時期はほとんど花がない。白い穂を出している樹木はハシドイだろうか。たしか藤原岳でよく見かけたと思う。
後尾根の一つ手前の尾根を登る

撮影システム

今回はバリエーションの岩稜ルートなので、機材を軽量化・コンパクト化・片手で気軽ノ操作できることを優先に、SONY ZV1をもってきた。f1.8-2.8で明るいレンズだ。9.4−25.7mm(25-67mm)。岩稜ルートは両手が塞がることが多いし、首からぶら下げると、カメラを岩にぶつけることが多いので、撮影のときのみケースから取り出すようにしているので、取り出しやすさも重要。話はそれたが、この画角だと野鳥は諦めるしかない。

 

アクションカムはDJI Action3