2023年5月28日 No.1515
鬼が牙バリエーションルート
【概要】
藤内壁中尾根の予定だったが、雲が低かったので鬼が牙の岩場に切り替えた。山頂まで抜けるつもりだったが、3人パーティーが入ったので、左の岩壁を2ピッチ登り調整したが、その間に、2パーティーが入ってしまった。待ち時間が生じたので、2尾根のバリエーションルートをすることにした。帰路は第1尾根で下った。第1尾根は巻きルートもあったが、3回の懸垂下降で下った。2尾根側壁のルートが見えてきた。
鬼が牙
卯の花が咲き出した。初夏の花で、これが咲き出すと梅雨に入る。郷土の偉人で歌人・国文学者の佐佐木信綱の「夏は来ぬ」が聞こえてくる。曇りで風があったので登りやすかった。左ルートでウォームアップ。5>
このルートは、2ピッチだが、尾根に乗って山頂に抜けることも出来る。Ⅰピッチ、Ⅱピッチとも、出だしが核心だ。


2ピッチ目
出だしが核心で、正対で凹角を登ろうとすると縦ホールドなので少し戸惑う。5>
懸垂で下降しもう一度チャレンジ。縦ホールドの使い方をアドバイスし、ムーブを見つけた。



鬼が牙東峰南第2尾根
マルチピッチで東峰へ抜けるつもりだったが、左ルートをやっている間に、Ⅱパーティーが入ってしまった。待ち時間がありそうだったので、久しぶりに第2尾根のバリエーションルートを登ることにした。剱の源治郎尾根のようなルートで、それなりに楽しめる。5>
ブッシュも多いが、岩場も何カ所かあり、ちょっとした登攀が楽しめる。固定ループがあるので、ロープを出さなくてもセルフをとりながら登れる。








尾根上部は展望が良い
背の低いアカマツの間を縫って岩場を選んで登っていく。徐々に展望が開いてくる。剱の源治郎尾根を登っているようで面白い。5>
展望の良いピークで登攀的な部分は終わる。展望がよく休憩敵地だ。






下山は第1尾根で
下りはキャンプ場に直接降りる尾根を使った。鬼が牙東峰の渓谷に入って最初の南尾根なので、仮に第1尾根としておこう。2,3カ所岩壁があり巻きルートがあるようだ。5>
今回、ロープを持ってきているので、岩壁は懸垂下降した。

