2023年5月24日 No.1514
大台ヶ原トロッコ道で花見と探鳥
【概要】
標高の低い鈴鹿山系の花は終盤で気候的にも少し暑くなってきた。花も野鳥も見頃の標高が上がり、それにつられて標高を上げていく。梅雨雨の大台ヶ原は、新緑と花が見頃で、夏鳥も増えてくる季節だ。大台ヶ原では、ヤマツツジ、シロヤシオ、アケボノツツジが同じ見られる。夏鳥はカッコウ類の鳴き声はまだ聞こえなかったが、オオルリ、キビタキ、コマドリが鳴いていた。
大台ヶ原
天気は回復傾向で昼過ぎから晴れの予報だったが、前線の通過で気温がぐんと下がり、駐車場の気温は5度だった。手袋をはめ、ダウンを着て歩き始めた。5>



登山口〜尾鷲辻
急激な気温低下で野鳥の鳴き声が聞こえない。シオカラ谷まできてやっとミソサザイが出てきた。コマドリ狙いで歩いてきたのだが。5>
ミソサザイ
低山から亜高山帯まで広く分布する野鳥だ。昔からよく知られ、小林一茶の歌にもある。「みそさざいちつといふても日の暮るる」苔を咥えていた。巣材にするようだ。




尾鷲道
尾鷲道に入ると少し日射しと青空が出始め、野鳥たちが活動を始めた。開けて所で少し観察することにした。針葉樹の中でチーチーと鳴いているが見えない。多分、キクイタダキだと思う。時々、アカゲラ、アオゲラが鳴いてくれる。5>
ゴジュウカラ
ゴジュウカラは大きな声で鳴くが、餌を探しているときは静かだ。木を上下に動いたので見つけることが出来た。お尻の模様がおしゃれだ。







