2023年5月3日 No.1507
鈴鹿鬼が牙マルチピッチ
【概要】
3日目は関東組の帰路があるので昼過ぎには切り上げたい。当初、御在所砦岩の予定だったが、天気がいいので爽快なクライミングの出来る鬼が牙のマルチを登ることにした。
石水渓谷
小規模だがキャンプ場がある。渓谷の入り口に駐車し、徒歩10分ほどで岩場に到着。アプローチに時間がかからない岩場だ。標高が低く、天気の崩れも大きくない、岩場は南面で冬でも暖かい。昨日は寒さに震えたが今日は正反対で暑くなりそうだ。すでに1パーティ 2人が入っていた。
中央スラブ 1ピッチ目
最初は易しいスラブ35mでウオームアップ。ルートは何本もあるが、終盤は収束される。終了点はテラスになっていて、支点が二カ所ある。
2ピッチ目
2ピッチ目は25mフェイスで、5.9位のグレードだ。しかし、出だしは垂壁でA0スタートになる。A0からフリーへの切り替えが厳しい。
3ピッチ目
20mのフェイス。部分的に5.10a。ぴちっと辛い。
4ピッチ目
25mフェイス。ここも終盤のフェイスが甘くはない。
5ピッチ目
ほぼ木登りで15m。立木でビレイ。
6ピッチ目
ほぼ歩きの50mでピーク2の基部へ。
7ピッチ目 ピーク2
7ピッチ目 ピーク2は展望が開ける。広々とした岩の背中は休憩に最適。
このピッチは、ピークを左から巻く。プロテクションはハーケン2個。ロープが屈曲するので、長めのスリングを使う。回り込むとき岩が剥離するので注意。