2023年5月1日 No.1505
御在所岳前尾根でクライミング
【概要】
この連休は、関東の山仲間と御在所を満喫した。芳しくない天気予報だったが、途中で寒気が入りはしたが、まずまずの天候に恵まれた。初日は移動日で藤内小屋泊で二日目に前尾根から始めた。二日目は寒気の影響で、一の壁に入ったものの寒くて退散し、前尾根の下部で、継続懸垂、ハンギングビレイ練習、P7とP6のクラックルート遊び、最後の仕上げに兎の耳。3日目は暖かい鬼が牙でマルチ。暖かすぎて暑かった。2日目と3日目を入れ替えた方がよかったね。
藤内小屋
初日は移動日。午前が雨だったので都合が良かった。関東の仲間は、千葉、東京、神奈川、大阪の4人。GWの初日だが、天気が悪かったのでスムーズに車移動出来たようだ。登山口で合流し、道具を調整し藤内小屋に入った。四の私が工事中だ。燃料にする樫の木を運ぶ歩荷をする。クライミング装備が重いところに、生の樫の木は堪えた。
この日の宿泊は、我々5人のみだった。初日から盛り上がってしまい、明日は登れるのか。
初日は前尾根
初日は前尾根、二日目は中尾根と一の壁、三日目は砦岩の予定を立てた。この日も宿泊なので、遅くなってもいいので、7時に食事をして8時に出発した。前尾根は何パーティーか先行したが、P7に着くと二人待ちだった。





P7
順番を待って出発。3人パーティーと2人パーティーに分かれる。2人パーティーはマルチピッチの練習も兼ねるので、つるべで登る。P7はクラックで始まる面白いルートだ。3人パーティーならプロテクションの取り方で片方だけ、蛇の皮を登ることも出来るので、登らせてもらった。Tさんは初めての御在所なので、全ピッチリードしてもらった。さすがに全ピッチ、2本のロープを引くとしんどかったと思う。




P6 ノーマル
ノーマルのカンテルートを登る。初見の二人がいるので、まずはノーマルカンテを体験しておく。クラックとフェイス。プロテクションはカムとボルトが混在し、変化があって面白い。ロープワークについて講習をしながらの登攀した。終了点での作業。コールせず、ロープで合図を送る。コンテの登攀のロープの扱い方などなど、いずれも根底にリスク管理がある。


