2023年4月13日 No.1498

茶野からコグルミ谷 花ハイク

鈴ヶ岳

ゆるやかな尾根歩きの後急坂を登り鈴ヶ岳に到着。周辺にはフクジュソウの葉が伸びていた。花を残した株がいくつかあった。バイケイソウの葉が伸び始めていた。ニリンソウは葉を見かけるまだ花をつけていない。

休憩には良いところだが、ヒルコバから少し登り返すがあるので、体が温まっているうちに登り返し鈴北岳手前でランチタイムにした。トビが舞っていた。
エンゴサク
フクジュソウ
ヤマネコノメソウ
イワボタン(スズカボタン)

鈴北岳

山頂に立つ。3日前に来たばかりだ。黄砂で遠望がきかない。ホオジロがいる。なぜかこの山頂ではよく見かける。何か理由があるのか。

見上げるとトビが悠々と舞っていた。カラスもいる。クマタカが出てこないか期待をしながら、真の谷からコグルミ谷で下山することにした。花が少なかったし、シマリスも見ていなかったので、期待できるコースを選択した。ただし、コグルミ谷へ降りると、鞍掛峠まで歩きになる。
鈴北岳
トビ
トビ
ホオジロ

真の谷

山頂に寄っている時間的なゆとりがないので、真の谷でシマリスと花を探す。キクザキイチゲが一輪だけ咲いていた。キバナノアマナはまだ花芽を出していない。そして、期待通り、シマリスが出てきてくれた。

花見ハイクもいいが、シマリスや野鳥など動物に出会えると嬉しい。最後にカタクリが見たかった。3日前にまだ、花柄が出てなかったので、ヤ杯だろうなと思いながらカタクリ峠に下っていくと、一輪だけ咲いていて暮れた。鞍掛峠ふきんには咲いているが、今日は底は通らない。
アズマイチゲ
シハイスミレ
シマリス
シマリス
カタクリ

コグルミ谷

そしてコグルミ谷ではお目当てのニリンソウが咲いていてくれた。ヒトリシズカ、ミヤマカタバミも花の見頃だった。木々の若葉が出始めていた。ミソサザイが鳴いていた。

ニリンソウ
ヒトリシズカ
ミヤマカタバミ
ニリンソウ

鞍掛トンネル

頑張って20分で峠に登り返した。今回、距離が長かったのでゆっきりと撮影は出来なかったが、変化のある面白いコースだと思った。ただし単独だと車の回収があるので、コースが制限されると思う。

登山口付近は新緑が始まっている。来週にはオオルリ、キビタキなどの夏鳥がやってきて賑やかになるだろう。鈴鹿の山が輝く季節だ。