御池岳の春が始まった（鈴鹿）

国道ゲート、オープン

昨年より1週間早くゲートがひらいたが、当然、花の咲く時期は例年に同じ。ということは花を見るには時期が早いと言うこと。野鳥もしかり。平日なのに、峠の駐車地は満車に近い。路肩には駐車禁止の大きな看板が、駐めそうなところに設置されていた。土日に入山する場合は、乗りあわせなどを考えた方がよい。路肩駐車が多くなると取り締まりがある。

コグルミ谷

用事があったので10時スタート。この時間から登る登山者はあまりいない。クマタカが出ないかと、空を見ながら登山口に下った。樹木の花は、フサザクラが咲き始めていた。期待したクマタカは出なかった。

草花

キクザキイチゲの開花を開花を期待したがまだつぼみだった。生育環境があっているのか、ヤマネコノメソウが多い谷だ。カテンソウ、シロバナネコノメソウが咲き始めていた。花はまだこれからのようだ。

ミソサザイ

登山口を入ると直ぐ、ミソサザイの元気な鳴き声が聞こえてきた。小さな体の割には声が大きい。今日の野鳥、期待できそうな気がしたが。縄張りを主張しているようで、遠くに行かず比較的狭い範囲で動きながらさえずっていた。「 みそさざい　ちっというても　日の暮るる」小林一茶　小さなミソサザイが鳴いても時は流れゆく

シマリス

そして早速、シマリスが登場。かわいいので見入ってしまう。

アオゲラかアカゲラのドラミングが聞こえるが、個体数は少ない。断続的に聞こえる。そろそろ繁殖期に入ったようだ。4月に入ると見つけやすくなるだろう。今回、近くまで来ていたが、姿は見れなかった。シジュウカラはよく鳴いていた。