2023年3月7日 No.1490
春の鍋尻山権現谷林道で周回(鈴鹿)
【概要】
狙いはズバリ、フクジュソウ、ミスミソウ、権現谷の野鳥など。ミスミソウは本来日本海側に多い草本だ。鈴鹿北部の山は日本海側の気候要素が見られる、ミスミソウの所々で自生する。藤原岳以北で見られるが、やはり、日本海が近いほど多くなる。鍋尻もしかり。フクジュソウは鍋尻山に自生地がある。この時期になると気になる山だ。山の野鳥も少し動き始めたので、権現谷林道を使って周回してみることにした。
𡚴原(あけんばら)
鍋尻山、最短で登るなら保月からが早い。しかしミスミソウを見るとなると、𡚴原からピストンがいいが、今回は、権現谷林道を歩き周回することにした。渓流など水辺は野鳥が多いので、それを期待したが、上流に行くにつれ涸れ谷となり水流がなくなった。これは予想していなかった。
権現谷
保月までは結構距離があった。約2時間半、ひたすら林道歩き。2台で来れば一台を保月にデポできたが。林道工事中で通行止め。






保月
やっと保月の廃村に到着した。15年前から住む人が居なくなったようだ。ほとんどが空き家だが、村人が時々手入れしに来ているようだ。村の中のあちらことらでフクジュソウが咲いていた。ランチタイムには少し早いが、お腹が空いたのフクジュソウを見ながら昼食にした。







