2022年12月11日 No.1480

鈴鹿山系冬の藤原岳に登る

コガラ

山地で見られるカラの仲間は、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラ、コガラだ。この中で意外と少ないのがコガラだ。


気温は多分、氷点下になっていると思う。こんな小さな体で冬を乗り切る力を秘めている。たくましい。
コガラ
コガラ

避難小屋

避難小屋の手前で混群と出会い、進まなくなった。こんな時は群れが去るまで撮るしかない。藤原岳は積雪前のこの時期は登山者は少ない。少し霧氷があるだろうと期待したが、全くなし。とりあえず山頂を踏んで帰ることにした。


山頂に行くと、野鳥観察の男性がスコープと双眼鏡で頑張っていた。山頂から遠くを見ているので猛禽が目当てだと思う。話を聞くとやはりそうだった。イヌワシも10年前にはよく見たけど、クマタカはよく見るとと言っていた。クマタカは今年、御池岳で2回見たかな。
避難小屋
山頂
御池岳
あられ


霧氷の撮影のつもりできたが、最後の締めくくりがオオモミジの紅葉だった。


帰ってからファイルを見ると写真は鳥ばかりだった。今日の主役は、霧氷でもなく風景でもなく、コガラだったようだ。厳し環境で健気に生きる小さな野鳥、美しくてたくましい。
オオモミジの紅葉