2022年12月9日 No.1479

西穂独標日帰り登山(北アルプス)

【行程・登山者】


【12月22日】登山者無料駐車場8:30〜鍋平9:15〜西9:30穂高口9:40〜11:10西穂高山荘11:20〜丸山11:45〜12:55西穂独標13:25〜丸山13:50〜山荘14:10〜15:05西穂高口15:15〜16:00駐車場
【撮影機材】OLYMPUS OM-1 M.ZUIKO ED12-100mm DJI ACTION3 GoPro9

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【概要】

今シーズン冬山事始めは北アルプス西穂高岳独標から。季節の変わり目は天候も不安定で、高気圧が来たかと思ったら2日ともたない。天気図を見て、ここという日を狙わないと厳しい。今回金、土が狙い目だったが、土曜日の都合が悪くなり日帰りで穂高岳を狙った。ロープウェイの時間に縛られる。始発が9:15、帰りの最終が16:15ということで、冬の登山で西穂ピストンは難しい。もちろん、ロープウェイを使わなければいいのだが。

新穂高温泉

ロープウェイの運行時間に合わせる必要があるので、登山のプランも制約される。4時半に鈴鹿を出発し、鍋平登山者Pに8時30分に到着した。乗り場まで少し歩き始発の9:15に乗った。毎時15,45分の運行だ。ロープウェイがあるので、日帰りアルプスが楽にできてしまう。山屋にとってロープウェイの利用は負い目を感じるが、今回は撮影に主眼を置いているので気にはしなかった。


といっても冬の北アルプスは厳しい。天気の晴れマークに惑わされてはいけない。風速がもっとも気にする要素で、20m以下でないと厳しい。山岳天気、10日間の予報を見てみると20mを切る日はわずかだ。わずかなチャンスを見逃したくはなかったので、日帰りではちょっともったいなかったが、冬山第1弾として今回の山行となった。
錫杖岳
白山 西穂高口駅展望台

鍋平

鍋平登山者Pは閑散としていた。我々含め3台。雪を被った錫杖岳や穂高などのやまやまが見え、一気にアルペン気分が高まった。


15分ほど歩いて鍋平駅と到着。9:15始発になんとか間に合った。乗ってしまえば15分で銀世界へ。

西穂高口〜西穂山荘

鍋平登山者Pは閑散としていた。我々含め3台。雪を被った錫杖岳や穂高などのやまやまが見え、一気にアルペン気分が高まった。


15分ほど歩いて鍋平駅と到着。9:15始発になんとか間に合った。乗ってしまえば15分で銀世界へ。ほぼコースタイムの1時間30分で山荘に到着した。肺の病気の治療を始め3ヶ月でやっと機能が回復してきた。やっとコースタイムくらいで歩けるようになってきたのは嬉しい。積雪が少なく岩が出ていたりして歩きにくかった。気温は予報通りマイナス10度くらいでしょう。日射しがあるのであまり寒さは感じなかった。
西穂山荘
とりあえずの目標は独標まで
笠ヶ岳
丸山
明神岳
焼岳と乗鞍岳

丸山

稜線に出ると風が強かった。頬が痛い。この感覚、冬のアルプスの感覚だ。今年も冬山の始まりだ。手袋はテムレスでは耐えきれず、冬季用のグローブにチェンジした。


この日のアタックは我々二人の他に単独男性のみ。3人で貸しきりだ。少し進むと山岳警備隊が十数名降りてきた。西穂に訓練にでも行ったのだろうか。登山者の方がかなり少ない。遭難したらいっぱい助けてもらえそうだ。