2022年11月16日 No.1475

鈴鹿山系茨川から静ヶ岳に登る

【行程・登山者】


【11月16日】茨川林道〜無名尾根取付7:50〜静ヶ岳1088m10:40〜無名尾根〜茨川林道12:40 【撮影機材】OLYMPUS EM-5 M.ZUIKO ED12-200mm GoPro9

YouTube https://youtu.be/tgaI1i1hn04


【概要】

紅葉が終わろうとしている鈴鹿山系。天気予報では御在所岳山頂が小雪となっていた。半信半疑で鈴鹿北部の静ヶ岳に登ると予報通り、あられがぱらついた。雪もまではいかないが、山頂の季節はもう冬だ。12月にもなると、冬型気圧配置が雪を運んでくる。茶屋川の紅葉がそろそろ見頃だ。ダート名林道なのであまり走りたくないが、茶屋川は美しい渓流で紅葉が映える。コミネカエデ、コハウチワカエデが見頃だった。少しだけ山の幸をいただいた。

茶屋川

未舗装の林道を進む。林業車両が入っているので迷惑にならないように。速度は控えめにパンク注意。茶屋川は美しい渓谷だが、アプローチに難がある。


キャンプ人気で最近は、キャンパーの姿も見かけるようになった。この日は,キャンパーが一組、他府県ナンバーの登山者らしき車両が一台入っていた。
茶屋川

無名尾根

静ヶ岳から西に降りる尾根が何本かある。そのうちの一本に取り付いた。例に漏れず、尾根末端は急峻だ。こんな時はピッケルやアイゼンがあると登りやすい。運が悪いとアセビのブッシュに捕まる。


ブッシュは少しの辛抱で直ぐに落葉樹林帯に入った。紅葉は終盤で落葉が多い。朝日に輝いて美しかった。写真は光と影の芸術、光があるといい絵が作れる。標高が600〜700mm付近は、コミネカエデの紅葉が見頃だった。なめこは出始め、今年の秋は雨量が少なかったので少ない
コミネカエデ
コミネカエデ
コミネカエデ
シロモジ
なめこは出始め
タカノツメの落葉

落葉樹林の尾根

黄色は、シロモジ、タカノツメ、コシアブラで、赤色はコハウチワカエデ、コミネカエデ、オオモミジ、ドウダンツツジで、特にコハウチワカエデは色の変化があって面白い。


中腹でブッシュが出たが、落葉樹林の明るい尾根だった。上部は、ほとんどが落葉樹でミズナラ、リョウブ、タカノツメ、ブナ、コハウチワカエデ、アズキナシなどが主体だ。
コハウチワカエデ
コミネカエデとタカノツメ