2022年11月4日 No.1471
秋撮りゴロ谷から御池岳(鈴鹿)Page1
【概要】
谷と稜線の紅葉を撮りに再びゴロ谷から御池岳に登った。一時的に冬型の気圧配置となり、日本海側の気候の影響を受けやすい御池岳の天候はあまり良くなかった。しかし、紅葉が進み、谷から中腹に駆けて見頃を迎えていた。赤色系は、コハウチワカエデ、ハウチワカエデ、カジカエで、コミネカエデ、ウリハダカエデ、マユミ、カマツカなど、黄色系は、シロモジ、タカノツメ、コシアブラ、ブナ、ケヤキ、ハウチワカエデ、イタヤカエデなどの色が鮮やかだった。

御池林道
祭日の次の平日ということで、登山者は少なかった。小又谷の駐車場もがらんとしていた。御池橋までは、落石が多いが、この時点では問題なく通行できる。災害直後などは通行ができないことが多い。林道に沿った御池川の紅葉が見頃になってきた。駐車場に着くと車が一台停まっていた。なんと知り合いの車だった。ここは一般登山道のない地点なので登山者はあまり居ない。
ゴロ谷
紅葉が1週間前より進んでいて、見頃になっていた。タカノツメ、シロモジが一気に黄葉が進んだ。紅色系は、オオモミジ、カマツカなど。前回は4尾根を登っているので、今回はそれ以外び登りたい。1尾根の黄葉が良さそうだったので、2尾根に登って1尾根を撮ることにした。どの尾根も末端は急登だが、4尾根に続いて取付やすい尾根だ。最初はアセビとシャクナゲの灌木に苦しめられる。





モミジ
イロハモミジ、オオモミジ、ヤマモミジ イロハモミジ 重鋸歯 オオモミジ単鋸歯 谷筋に多いようだ






モミジ
イロハモミジ、オオモミジ、ヤマモミジいずれもよく似く似ている。里山でよく見られるのがイロハモミジで、山地の本州の太平洋側では、オオモミジが、日本海側ではヤマモミジが見れる。御池岳はとおうと、オオモミジのようだ。イロハモミジは重鋸歯、オオモミジ単鋸歯で区別できるようだ。
ウラジロノキ
バラ科アズキナシ属 十円玉くらいの大きさの実がよく目につく。周囲を見るといくつも落ちていた。バラ科だからリンゴやナシと同じ科だが属が違う。かじってみるとリンゴの様な味覚がするが渋くてとても食べれない。実りの秋を感じた。





黄葉
黄色は、タカノツメ、シロモジ、イヌシデ、ケヤキ、コシアブラなど。
隣の尾根が第1尾根で、見事に紅葉していた。第1尾根もいいなと思ったが、自らは見えない。




