2022年9月24日25日 No.1462
烏帽子岩左稜線を登る(小川山)Page1
【行程・登山者】
【9月24日】移動 鈴鹿〜廻り目平
【9月25日】廻り目平〜烏帽子岩左稜線取付 1P(20m 5.6)6:40〜2P(20m 5.7)〜3P(20m 5.7)〜4P(40m 5.8)〜5P(40m 5.4)〜6P(30m 5.4)〜7P(30m 5.5)〜8P(15m 5.5)〜9P(30m 5.7)〜10P(45m 5.6)〜11P()〜12P(30m 5.5)〜13P(15m 5.7)〜 歩き 14P(懸垂20m)〜15P(25m 5.5)〜16P(歩き 懸垂)〜17P(35m 5.7)〜18P(15m 5.8)15:00 廻り目平16:00 日本百岩場伊豆甲信参照「山と溪谷社」
【撮影機材】 GoPro9 SONY ZV1
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【概要】
この3連休は台風の影響で好天は最終日のみとなった。この時、標高的に季候が良い小川山で、マルチルートをやることにした。小川山の岩場にはよく通っていた時期もあったが、アプローチに時間がかかり、また、コロナで外出を控えたことも重なり、めっきり回数が減っていた。今回、天候やメンバーなどの諸条件が整い遠征することになった。1日だけの遠征は非効率だが、3連休を1日凝縮できるルートを選んだ。
アプローチなど
前日に廻り目平に入った。この3連休は、台風の影響で天候が悪く、テント場は閑散としていた。地元のスーパーで食材を仕入れ、テント場で夕食。テント場は霧に包まれ少し小雨がぱらついた。気象予報の晴れを信じ、早朝の出発に備え早く休んだ。
烏帽子岩左稜線
これまでにも何度か登っているルートで、小川山のルートの中ではもっとも長いルートだと思う。フリークライミングを楽しむというよい、アルパインクライミングを楽しむルートだ。全18ピッチで、日本百岩伊豆甲信「山と渓谷」に紹介されている。チーム編成にもよるが、ピッチ数が多いのでそれなりに時間がかかる。



廻り目平〜取付
朝起きるとガスはたなびいていたが、青空が覗き始めた。岩はまだ濡れていそうだが岩稜に上がればなんとかなりそうだ。廻り目平の林道を進みゲートから西俣沢堰堤を渡ろうとすると水量が多く、靴を履いたままでは渡れなかった。裸足になって渡ったが足がしびれルほど水が冷たかった。
キノコがたくさん
唐松林に入るとキノコがよく出ていた。笠が赤っぽくてどうやらハナイグチのようだ。烏帽子岩左稜線に沿ってガレ沢にそって取付に上がった。






1、2P
1ピッチ目 5.6 20m
2ピッチ目 5.7 20m
取付から4ピッチは北面なので岩の乾きが悪い。台風の雨でしっかりと濡れていた。地衣類が付着した岩肌は水ににれるとよく滑った。フェイスは全く使えないのでムーブが制限された。岩に取り付くと、これまでのこのルートの記憶がよみがえってきた。Nさん慎重にリード。クラックでプロテクション。
3、4P
3ピッチ目 5.6 20m ダブルクラック
4ピッチ目 5.8 40m 長いルートなので、後半に核心が来るので2ピッチに切った。残置ハーケンあり。
この4ピッチが終わると岩稜の尾根に乗る。今回撮影は、私が真ん中に入り、上と下を撮ることにした。今回はYouTubeの視聴者の皆さんにいい映像を届けようと、撮影に専念した。2ピッチ目、左のハンドジャムで右手をフリーにし撮影していると、左のハンドジャムが抜けてフォール。撮影も大変だ。








