2022年7月6日 No.1453

雄阿寒岳に登る ページ3

雄阿寒岳 1370m

5合目からは樹高が低くなりハイマツ帯へと入っていく。イソツツジ、イワウメ、ウコンウツギ、シモツケが見られた。ルリビタキがよく鳴いていた。7合目で山頂付近に出る。火口周辺の外輪山のようだ。草花はあまりないが砂礫地でイワブクロが見られた。北海道から東北地方の高山帯に分布すし、中部山岳では見られないので珍しい。7合目から雲海の上に出たようで、日射しがあり湿度も高く暑かった。火口を回るように歩き山頂に立った。雲海の上に出ているので展望は得られなかった。
イワウメ
山頂が見えてきた
雄阿寒岳山頂 1370m
コケモモ
イワブクロ ゴマノハグサ科

エゾリス

下山中、針葉樹がごそごそしているのでよく見るとエゾリスだった。こちらを警戒はしているが近くで撮影できた。
エゾリス

ホシガラス

ホシガラスがよく鳴いていた。やっと一度だけ撮影チャンスがあった。どこかに巣があるようで、2羽が騒いでいた。

ルリビタキ

登山中で最もよく聞かれるのがルリビタキだ。しかし、なかなか姿を出して暮れない。下山時にやっとが出てきてくれた。本州にもいる野鳥で冬は山麓でも見られるが夏は、亜高山帯へ移動する。雄は鮮やかな青色で、瑠璃三鳥の1種。
ホシガラス
ルリビタキ メスかあるいは幼鳥

エゾリス

そして下山時に再びエゾリスが顔を出してくれた。北海道特産あのでよく見ておこう。

ルリビタキ

エゾリス
阿寒湖

下山

 撮影に時間を要したので行動時間が長くなってしまった。釧路のホテルに戻ると18時になっていた。夕食は店を変える予定だったが、出かける気力もなく昨日の居酒屋に入った。


暑さで体が干上がっていたので飲み物が体にしみこんだ。