2022年6月18日 No.1449
八ヶ岳小同心クラックの登攀 1
【行程・登山者】
【6月17日】鈴鹿〜春日井〜八ヶ岳山荘
6月18日】八ヶ岳山荘〜美濃戸5:10〜北沢〜赤岳鉱泉6:45〜大同心稜〜8:30小同心基部9:30〜登攀10:45〜11:15横岳11:30〜大同心ルンゼ〜大同心稜〜13:00赤岳鉱泉13:20〜美濃戸14:4 +1260m 11.6km
【撮影機材】 GoPro9 GoPro7 SONY ZV1YouTube
https://youtu.be/AWOzt_VWJJM
【概要】
今回はバリエーション入門ルートの八ヶ岳小同心クラックを登った。バリエーションを始めた頃、最初に登ったのがこのルートだった。登山者にとって梅雨の晴れ間は希少だ。当日は曇り予報だったが等圧線の間隔が広く風が弱かったので決行した。登山者も野鳥と同じで暑い夏は避暑をしたくなる。入門ルートとはいえ、高山の涼しくロケーションも素晴らしい。そして、高山植物も豊かで登攀以外の楽しみも多い。毎年のように通い続ける理由がある。
八ヶ岳山荘
早朝発は厳しいので、八ヶ岳山荘の仮眠室で前夜泊した。八ヶ岳山荘を4時30分出発し、車で美濃戸に入った。梅雨も晴れ間の休日ということで、駐車場は残り少なくなっていた。準備して5時過ぎの出発となった。


北沢
北沢で赤岳鉱泉へ。沢に沿ったルートなので、野鳥や草花が多い。野鳥は、オオルリ、ミソサザイ、ルリビタキ、メボソムシクイが見られた。夏の草花が咲き始め、キバナノコマノツメ、マイヅルソウ、クリンソウ、シロバナイチゴが見られた。気温が低く登山にはいい季候で歩きやすかった。





大同心稜
我々の他に確認できたパーティーが2つあった。気象は晴れ間なので先行のパーティーがありそうだ。小同心クラックは混雑が予想された。駄目な場合は、大同心南陵に鞍替えするつもりで赤岳鉱泉を出発した。
この稜線はシラビソ樹林の急登だ。グイグイ高度を稼ぎながら基部まで上がる。亜高山帯針葉樹林の夏鳥メボソムシクイがたくさん鳴いていたが、なかなか姿が見えない。足下ばかり見て登っているので草花はよく目につくが撮影するゆとりがない。



