2022年5月29日 No.1445
大台ヶ原トロッコ道で探鳥(大台ヶ原)
【行程・登山者】
【6月1日】大台ヶ原駐車場〜尾鷲辻〜白サコ〜トロッコ道〜堂倉山〜白サコ〜トロッコ道〜大蛇嵓〜尾鷲辻〜大台ヶ原駐車場
【撮影機材】 GoPro9 OM-1ED300mmF4Mc14 E-M5nmark5 ED12-100mmYouTube
https://youtu.be/iL1Qvl3fQ7U
【概要】
今回は森林鉄道軌道跡をたどりながら探鳥を楽しんだ。東紀州では、明治から大正にかけ、豊富な森林資源の開発のため森林鉄道が敷設された。大台ヶ原では山頂周辺から海山まで木材の運搬で森林鉄道が活躍した。今回は、大台ヶ原の軌道跡を歩いてみた。ブナ、ミズナラ、オオイタヤメイゲツなど落葉広葉樹林の新緑が鮮やかで、気温の急激な低下で野鳥は不活発だったが、オオルリ、カケス、オオアカゲラ、ゴジュウカラ、コゲラ、ヒガラ、ミソサザイを撮影でき、ホトトギス、キビタキ、コマドリ、ツツドリ、メボソムシクイ、ウグイス、ジュウイチの鳴き声が書かれた。花は、アケボノツツジが見頃だった。
尾鷲辻
駐車場から歩道で尾鷲辻に向かう。気温が下がり歩いていても爽やかだ。しかし、気温の低下で野鳥の鳴き声は少なかった。まず、コマドリが出迎えてくれたが、藪の中から出てこなかった。今回は軌道跡のトレースなのが主目的なのです深追いせず先に進んだ。ミソサザイ、メボソムシクイ、オオルリが鳴いていた。
尾鷲辻から尾鷲道を南進する。ウラジロモミ、トウヒなど亜高山帯の針葉樹林からブナ、オオイタヤメイゲツ、ミズナラなどの落葉樹林へと変わる。明るく雰囲気のよい樹林だ。野鳥も多い。


カケス
カケスが騒ぎ出したので少し粘ると、撮らせてくれた。なかなか撮らせてくれない野鳥だが、撮れるチャンスは突然巡ってくる。しかし、警戒心の強い鳥で、シャッターチャンスは数秒だ。
スズメ目カラス科カケス属 頭頂部にある黒い縦斑、雨覆にある鮮やかな青と黒の縞模様、風切の外縁が白くなっている黒い翼、黒くなっている目の周囲と頬が特徴で、ものまねが上手なようで、検証してみたい。









ミソサザイ
尾鷲辻から堂倉山に向かう途中で近くの倒木に止まってくれた。シロヤシオが所々で花をつけていた。尻尾と立てるのが特徴だ。尻尾を反らせて一生懸命咲く姿がかわいい。オオルリは気温が下がっても活発で、あちらこちらで見かけて。木のてっぺんに止まるので見つけやすいが、空抜けするので撮影は難しい。







