2022年3月28日 No.1426

藤原木和田尾根の花と探鳥2 Page1

【行程・登山者】

【3月28日】木和田尾根散策 
【撮影機材】OM-1 M.ZUIKO40-150mmMC20 8-25mmF4  GoPro9 insta360 X2
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【概要】


花は、ミスミソウ、フクジュソウ、セツブンソウ、ミヤマカタバミ、野鳥は、オオアカゲラ、コガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラ、さえずりはゴジュウカラ、イカル、ウソなど。前線の通過後、冬型の気圧配置となり、風が強く気温が下がった。野鳥はあまり動かず、札絵のチャンスは少なかったが、今季初でコガラが撮れた。

セツブンソウ

日当たりの良い中腹では、例年であれば、花はほぼ終盤だが、今年に限ってはまだ咲き始めだ。4月になってもしばらくは楽しめそうだ。

M.ZUIKO 8-25mm PRO

新しく購入したレンズの試写をした。この手の広角レンズはPANAライカ10-25mmF1.7を使っていた。画質は良好だったが、大きく重く登山に持って行きにくく、ワイド側が10mmで山岳風景、星景撮影にもう少し広いのがほしかったので、思い切って下取りに出しこのレンズを購入した。F4通しなので明るさに関してはグレードダウンだが、コンパクトで近接撮影ができるなど、登山での使用が多いので使用頻度が多くなると思う。
25mm
25mm
8mm
フクジュソウ

草花の芽吹き

前回登山から3日だが、草花の芽吹いてからの成長が早い。樹木の若葉の芽吹きが4月後半なので、林床が日陰になるまでにに光合成で養分を蓄えるためだ。フクジュソウ、セツブンソウもそうだが、トリカブト、マルミノウルシ、バイケイソウの芽吹きからの成長が早い。
トリカブト根生葉

野鳥は静かだった

気温が下がり風が強かったので、野鳥はなかなか姿を見せなかった。前回と比べ、シジュウカラが活発だった。まず姿を見せたのはヒガラで、撮影できたのは最初の一回だけだった。そしてヤマガラも元気だった。アセビ、ヤブツバキなど常緑樹と落葉樹の境目くらいにいる鳥だ。カラ類は鳴き方がよく似るがヤマガラは、「ジー」と濁るので同定しやすい。
ヒガラ
ヤマガラ
ヤマガラ
ヤマガラ
シジュウカラ
シジュウカラ
シジュウカラ

ミソサザイ

谷筋でミソサザイが騒がしかった。よく見るとコケをくわえている。巣作り材料を集めているようだ。暖かくなり餌が多くなるので、野鳥の繁殖シーズンだ。小さな体の割には、鳴き声が谷に響くので見つけやすい。
ミソサザイ
ミソサザイ